夕方に目の下がつっぱるなら、落とし方・届け方・ふたの順で見直す
目の周りが乾くときは、「落とし方」「届け方」「ふた」の3つを順番に見直します。落とし方は、こすらないクレンジングと32〜34℃のぬるま湯。届け方は、化粧水と乳液を目の下・目尻・目頭まで指の腹で運ぶこと。ふたは、乾く部分にだけクリームを米粒1粒分ほど重ねることです。ここまでで夕方のつっぱりが落ち着かなければ、目元用のクリームを足す段階です。
目の周りは顔の中で皮膚が薄く、皮脂が少ない部位です。秋冬は暖房で室内の湿度が下がり、外では冷たい風にさらされるため、顔の中で最初に乾きが出やすくなります。この記事では、乾き方のタイプ別に最初にやることを整理し、朝と夜の手順、アイクリームを足すかどうかの判断、日中の乾きへの対処までをまとめます。
まず、乾き方のタイプを見分ける
乾き方 |
起こりやすい理由の目安 |
最初に見直すこと |
|---|---|---|
夕方だけつっぱる |
朝の保湿が目の周りまで届いていない。暖房の風 |
化粧水・乳液を目の下まで運ぶ。夕方に乳液を少量足す |
朝から粉をふく・カサカサ |
夜の落とし方(こすり・熱いお湯)と、ふたの不足 |
ぬるま湯とこすらない洗い方。夜に目の下だけクリームを重ねる |
目尻・目頭だけ乾く |
塗り残しやすい位置。目をこする習慣 |
点置きの位置を目尻・目頭まで広げる。こすらない |
メイクをすると粉が浮く |
クリームがなじむ前に下地を重ねている |
朝はクリームのあと1分置く。粉より練り系のアイテムに |
目をこする習慣そのものの見直しは「目をこする癖をやめたい:つい手がいく4つの場面と置き換えのコツ」で解説しています。赤み・かゆみ・皮むけが続く場合は、スキンケアの見直しではなく使用を中止して皮膚科専門医に相談してください。
秋冬に目の周りが乾く3つの理由
- 皮膚が薄く、皮脂が少ない。顔の中で水分が逃げやすく、油分の「ふた」が自前で足りにくい部位
- 暖房と外気。室内は湿度40%を下回りやすく、外は冷たい風。どちらも目の周りの水分を奪いやすい
- 毎日の摩擦。アイメイクを落とすときのこすり、熱いお湯、タオルでの拭き取り、こする癖
原因そのものをくわしく知りたい方は、既存の「目の下が乾燥する原因とは?毎日の目元ケアと保湿アイテムの選び方を解説」もあわせてご覧ください。この記事は、そのうえで「何をどの順番で変えるか」に絞って進めます。
朝の手順:5ステップで「届けて、ふたをして、なじませる」
朝の全体の流れは「朝のスキンケアの順番:洗顔から日焼け止めまで、迷わない基本の流れ」、メイク前にアイクリームを使うときのコツは「朝のアイクリームがヨレる?メイク前の量・待ち時間・順番の見直し方」にまとめています。

夜の手順:落とし方を変えるだけで、朝の乾きが変わる
- アイメイクは専用のリムーバーをコットンに含ませ、数秒置いてから軽く滑らせる。こすらない
- クレンジングと洗顔は目の周りを最後に、短時間で。すすぎは32〜34℃のぬるま湯
- タオルは押さえるだけ。拭き取り後、時間を置かずに化粧水へ
- 化粧水・乳液を目の下・目尻・目頭まで運び、最後に乾く部分へクリームを重ねる
- 寝室の湿度は40〜60%が目安。暖房の風が顔に直接当たらない位置で寝る
こすらないクレンジングの手順は「こすらないクレンジングのやり方:つい力が入る5つの場面と置き換えのコツ」、洗顔後の水分の押さえ方は「洗顔後、タオルでゴシゴシ拭いていませんか?肌をこすらない水分の拭き取り方」、アイクリームの塗り方そのものは「アイクリームの正しい塗り方とは?適量の目安と、点置きしてやさしくなじませる基本」で解説しています。
アイクリームを足すタイミングと、顔用クリームで済ませていい場合
顔用クリームで済ませてよい |
目元用を足す段階 |
|
|---|---|---|
乾き方 |
夕方に少しつっぱる程度 |
朝から乾く。目尻・目頭まで乾く |
今の手順 |
目の周りにクリームを重ねていない |
顔用を重ねても2〜3週間で変わらない |
使い方 |
顔用クリームを米粒1粒分、乾く部分にだけ |
朝晩、米粒2粒分を点置き。夜はシートを週2〜3回足してもよい |
見直す時期 |
2〜3週間、夕方の目もとで確かめる |
1本(15gなら2〜3か月)使い切って判断する |
顔用と目元用の違いは「アイクリームと顔用クリームの違い:顔のクリームで目もとも済ませていい?専用品を使う理由と使い分け」、始めどきの考え方は「アイクリームは何歳から使う?年齢ではなく「目もとの合図」で決める始めどきと、最初の1本の選び方」、目元用美容液との使い分けは「目元用美容液とアイクリームの違い:順番と使い分けの基本」、週数回の集中ケアとしてのシートは「目元用シートマスクの使い方:貼る位置・時間・順番の基本」にまとめています。
日中に乾いてきたときの対処
- メイクの上から:乳液を綿棒に少量とり、粉が浮いた部分に押さえるようにのせて、指で軽くなじませる
- デスクの暖房の風が顔に当たるなら、向きを変えるか席の位置を見直す。卓上の加湿は顔から離して
- 目をこすらない。かゆみを感じたら、冷たいタオルを数秒当てるほうが乾きを広げない
- コンタクトレンズの日は、目薬の指示を守り、まぶたをこすって外さない
オフィスの乾燥対策全体は「オフィスの乾燥対策:エアコンの風・湿度・席の位置、自分で変えられる3つと午後の保湿」、日中の塗り直しの考え方は「日焼け止めの塗り直し、メイクの上からどうする?崩さず直す手順とタイプ別のコツ」も参考にしてください。
よくある疑問Q&A
Q1. 目の下だけが乾燥するのはなぜですか?
A. 目の下は皮膚が薄いうえに、コンシーラーやファンデーションを重ねて落とすときに最も摩擦を受ける場所です。まず夜の落とし方を見直し、朝晩に目の下だけクリームを重ねて2〜3週間様子を見てください。
Q2. ワセリンを目の周りに塗ってもいいですか?
A. 油分でふたをするという考え方は同じです。使う場合は清潔な指で米粒1粒分ほどを目の際から離して薄くのばし、目に入らないようにします。商品に目の周りへの使用について記載があれば、その表示を優先してください。
Q3. 乾燥しているのに、アイクリームを塗るとメイクがよれます。
A. 量が多いか、なじむ前に下地を重ねている場合がほとんどです。朝は米粒1粒分に減らし、塗ってから1分置いてから下地へ。それでもよれる日は、夜だけ目元用を使い、朝は顔用の乳液で済ませる方法もあります。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医などに相談してください。
まとめ:目の周りの乾燥は「落とし方・届け方・ふた」の順に見直す
- 夕方だけつっぱるなら、朝の化粧水・乳液を目の下まで運ぶ。朝から乾くなら、夜の落とし方とふたを見直す
- こすらない・ぬるま湯・タオルは押さえるだけ。寝室の湿度は40〜60%
- クリームは乾く部分にだけ米粒1粒分。顔用で2〜3週間変わらなければ、目元用を足す
- 日中は綿棒に乳液を少量。暖房の風を避け、目をこすらない



