始めどきは年齢ではなく、目もとが先に出す「合図」で決める
アイクリームを使い始める年齢に、決まりはありません。目安になるのは年齢ではなく、目もとが先に出す合図です。夕方になると目尻だけつっぱる、下まぶたにファンデーションがたまる、顔全体はしっとりしているのに目もとだけ乾いた感じがする。こうした合図に気づいたときが始めどきで、20代でも40代でも同じ考え方です。
最初の1本は、テクスチャーと使う時間帯で選びます。量は両目で米粒2粒分、朝は軽め、夜はしっとりめ。以下、合図の見つけ方、年代ごとの考え方、最初の1本の選び方と、始めてからの使い方を整理します。
始めどきの合図:3つのチェック
合図 |
どこを見るか |
|---|---|
目尻だけ先につっぱる |
夕方や乾燥した室内で、目尻・こめかみ寄りだけがつっぱる。顔全体はしっとりしている |
メイクが目もとにたまる |
下まぶたの中央にファンデーションやコンシーラーが寄る、夕方によれる |
目もとだけ乾いた感じがする |
化粧水・乳液のあと、目のまわりだけ先に乾く。上まぶたの外側がカサつく |
3つのうち1つでも続けて気づくなら、年齢に関係なく始めどきです。逆に、どれにも当てはまらなければ、まだ顔用の保湿で十分な時期といえます。

年代別の考え方
年代 |
考え方 |
|---|---|
20代 |
乾きの合図がなければ急がない。コンタクトや長時間の画面作業で目もとが乾きやすい人は、軽い美容液タイプから |
30代 |
合図に気づく人が増える時期。夕方の乾きやメイクのたまりがあれば、クリームタイプを夜から |
40代以降 |
合図の有無にかかわらず、乾燥の季節は目もと専用の保湿を1本持っておくと調整しやすい |
目もと用美容液とアイクリームのどちらから始めるかは「目元用美容液とアイクリームの違い:順番と使い分けの基本」で比較しています。
最初の1本の選び方
見るところ |
選び方 |
|---|---|
テクスチャー |
ベタつきが苦手なら軽い美容液タイプ、乾きが強いならクリームタイプ |
使う時間帯 |
朝も使うなら日焼け止め・メイクの前になじむ軽さのもの。夜だけなら、しっとりめでよい |
容量 |
両目で米粒2粒分を朝晩使って、15gなら2〜3か月が目安。最初は小さい容量で十分 |
表示 |
「目もと用」の表示があるもの。使用量・使用回数の案内があればそれが最優先 |
価格や配合成分で選ぶ前に、まず「自分の合図に合うテクスチャーか」「毎日続けられる使い心地か」を優先してください。続けられる1本が、いちばん役に立つ1本です。
始めてからの使い方
- 化粧水・美容液・乳液のあと、顔用クリームの前に使う
- 量は両目で米粒2粒分。上まぶたに3か所、下まぶたに3か所ほど点置き
- 薬指で、目尻からこめかみへ、皮膚を引っ張らずに押さえるようになじませる
- 朝は軽めに、なじんでから日焼け止めへ。夜はしっとりめでよい
- 2〜3週間続けて、合図が落ち着いたかを夕方の目もとで確かめる
塗り方の詳しい手順は「アイクリームの正しい塗り方とは?適量の目安と、点置きしてやさしくなじませる基本」、朝のメイク前の使い方は「朝のアイクリームがヨレる?メイク前の量・待ち時間・順番の見直し方」で解説しています。
1本がもつ期間と買い替えのサインは:「アイクリーム1本は何か月もつ?15g・20gの使い切り目安(米粒2粒分×朝晩)と、減りが早い・遅いときの見直し、買い替えのサイン」
目元用シートの頻度と枚数の選び方は:「目元用シートマスクは毎日使っていい?「表示」と「目もとの合図」で決める頻度と、毎日使うときの作法・枚数の選び方」
秋冬に目の周りが乾くときの見直し方は:「目の周り・目の下の乾燥がひどいときの見直し方:秋冬に夕方乾く人の朝夜の手順と、アイクリームを足すタイミング」
よくある疑問Q&A
Q1. 20代でアイクリームを使うのは早すぎますか?
A. 早すぎることはありません。乾きの合図があれば年齢に関係なく使ってかまいません。合図がなければ、顔用の保湿を目もとまで丁寧に行うだけで十分です。
Q2. 顔用のクリームを目もとに塗るのでは足りませんか?
A. 「目もとにも使える」表示があれば使えます。専用品との違いは「アイクリームと顔用クリームの違い:顔のクリームで目もとも済ませていい?専用品を使う理由と使い分け」で整理しています。目もとだけ先に乾く合図が続くなら、専用品に切り替える目安です。
Q3. 始めたら、ずっと使い続ける必要がありますか?
A. 乾燥を感じない季節は休んでもかまいません。合図が戻ってきたら再開する、という付き合い方で問題ありません。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医などに相談してください。
まとめ:アイクリームは何歳から
- 始めどきは年齢ではなく合図。目尻のつっぱり・メイクのたまり・目もとだけ先に乾く
- 合図が1つでも続くなら、20代でも始めてよい。なければ急がない
- 最初の1本はテクスチャーと使う時間帯で選ぶ。容量は小さくてよい
- 量は米粒2粒分、顔用クリームの前に。2〜3週間続けて夕方の目もとで確かめる



