アイクリームは、量と塗る向きを整えるだけで、目もとのうるおい感やメイクのなじみやすさが変わりやすくなります。両目で米粒2粒分ほどを目安に点置きし、やさしくなじませるのが基本です。
毎日のスキンケアの最後に、アイクリームをなんとなくさっと塗って終わっていませんか。目もとは顔の中でも皮膚が薄く、塗り方の差が出やすい部分です。この記事では、摩擦を抑える塗り方と、朝と夜での使い分けをわかりやすくまとめます。
「なんとなく塗り」がもったいない理由
「アイクリームを使っているのに乾燥しやすい」「目尻だけメイクがよれる」。そんな悩みは、アイテム選びだけでなく、塗り方のクセが関係していることがあります。
目もとの皮膚は頬に比べて薄く、皮脂も少なめです。さらに、まばたきや表情でよく動くため、強くのばしたり、少量を無理に広げたりすると、負担がかかりやすいとされています。
下まぶただけで終えず、上まぶたや目尻、こめかみまで含めた目のまわり全体を、やさしく包み込むように塗るのが基本です。
目もとが乾きやすいしくみ
目もとが乾きやすいのは、角質層が薄く、うるおいを守る皮脂膜のはたらきも弱めだからです。少しの摩擦や乾いた空気の影響も受けやすい部分といえます。
だからこそ、こすらずに保湿して、油分でうるおいを閉じ込めるケアが向いています。乾燥によるつっぱり感やキメの乱れが気になる方ほど、塗り方を丁寧にする価値があります。
成分は、うるおい重視ならセラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸などの保湿成分が目安です。配合成分と配合目的は商品の表示で確認して選びましょう。レチノールなど、使用時間帯や頻度に注意が必要な成分もあるため、初めて使うときは使用方法と注意事項をよく確認してください。
正しい塗り方は「点置きしてから、やさしくなじませる」
適量と準備
1回の使用量は、両目で米粒2粒分ほどが一般的な目安です。製品に使用量の記載がある場合は、そちらを優先してください。
まず手の甲に出して少し温め、やわらかくしてから使うと、のばすときの摩擦を減らせます。

アイクリームの適量を確認する
なじませる順番
上まぶたに3か所、下まぶたに3か所ほど、少量ずつ点置きします。使う指は、力が入りにくい薬指がおすすめです。
下まぶたは目尻から目頭へ、上まぶたは目頭から目尻へ。最後に目尻からこめかみに向かって、皮膚を引っ張らない軽い力でなじませます。仕上げに指の腹でそっと押さえると、なじみが整います。なお、スキンケアがうるおいを届けるのは角質層までです。

目もとにクリームをなじませるコツ
塗る範囲の目安
塗る範囲は、目の下だけでなく、眉の下、目尻、こめかみ、頬骨の上あたりまでが目安です。ただし、まつ毛のきわや目に近すぎる位置は避けましょう。しみやすい日は、目のまわりの骨のふちに沿う範囲にとどめると使いやすくなります。
朝と夜で、使い方を少し変えるのがコツ
スキンケアは、軽いテクスチャーから重いテクスチャーへ重ねるのが基本です。化粧水、美容液、乳液、アイクリーム、フェイスクリームの順がひとつの目安ですが、製品に指定がある場合はその案内を優先してください。

時間帯に合わせた目もとケアの使い分け
時間帯 |
手順の目安 |
ポイント |
|---|---|---|
朝 |
化粧水 → 美容液 → 乳液 → アイクリーム → 必要ならフェイスクリーム → 日焼け止め |
軽い使用感のものを少量。塗ったあと少し時間を置くと、メイクがよれにくくなります |
夜 |
化粧水 → 美容液 → 乳液 → アイクリーム → フェイスクリーム |
朝よりしっかり保湿。レチノール配合は夜向きのものが多いです |
目もとのケアを丁寧に続けたい方は、AXXZIAのような目もとのケアを大切にするブランドのスキンケアを、朝は軽やかに、夜はうるおい重視で使い分けるのもひとつの方法です。
よくある失敗と、見直し方
メイクがよれる
量が多すぎるか、なじむ前に次のアイテムを重ねているのかもしれません。朝は量を控えめにして、各ステップのあとに少し時間を置いてから重ねましょう。
ベタつく
朝に重めのテクスチャーを使っている場合は、軽い使用感のタイプに切り替えるか、なじんだあとにティッシュで軽く押さえる方法があります。
乾燥が気になる
少量を無理にのばすと、摩擦が増えてかえって負担になります。両目で米粒2粒分を目安に、点置きしてから広げましょう。乾燥が強い日は、アイクリームのあとにフェイスクリームで包む流れも取り入れやすいです。
しみる・赤みが出る
配合成分が肌に合っていないか、目のきわに近すぎる可能性があります。使用頻度を減らし、保湿中心の使い心地がマイルドなタイプに切り替えましょう。赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、皮膚科専門医などに相談してください。
今日からできる小さなコツ
- 使う前に手の甲で少し温めて、やわらかくしてから塗る
- 少量を無理にのばさず、6か所ほどに分けて点置きする
- 下まぶたは目尻から目頭へ、上まぶたは目頭から目尻へ
- 朝は軽め、夜はしっとりめと、時間帯で使い分ける
- クレンジングやタオルの当て方など、目もとをこする習慣も一緒に見直す
よくあるお悩みQ&A
Q1. アイクリームは毎日使ったほうがいいですか?
製品の使用方法に沿っていれば、毎日の使用が一般的です。朝晩の両方が難しければ、まずは夜だけでも、続けやすい方法から始めてみましょう。
Q2. 上まぶたにも塗っていいですか?
保湿を目的としたマイルドなタイプなら、上まぶたの外側まで少量使えるものが多いです。ただし目のきわは避けて、製品の注意書きも確認してください。
Q3. 何歳から使い始めるのがいいですか?
決まった年齢はありません。乾燥やつっぱり感など、目もとの変化が気になり始めたときが、見直しのタイミングです。自分の肌に合う使用感のものを、無理のない範囲で取り入れてみてください。
アイクリームは、たくさん塗ることよりも、こすらずに毎日続けることが大切です。まずは今夜、両目で米粒2粒分を点置きするところから始めてみませんか。