小さいジャーと大きいジャーの違いは、量の設計と塗り方にある
顔用クリームでも、「目もとにも使える」「目のまわりを避けて」などの表示を確認したうえで、目もとに使えるものは多くあります。アイクリームとの違いは、目もとの薄くよく動く皮膚に合わせて、少量で薄くのびるテクスチャーと、両目で米粒2粒分という量の設計になっていることです。
つまり「代用できるか」の答えは、商品の表示と、目もとの状態で決まります。顔全体と同じ調子で目もとに塗って問題がなければ代用でかまいません。目もとだけ先に乾く、メイクがたまる、といった合図が続くなら、専用品に切り替える目安です。
違いの早見表
アイクリーム |
顔用クリーム |
|
|---|---|---|
使う範囲 |
目のまわりだけ(骨に沿った範囲) |
顔全体。目もとは表示しだい |
1回の量 |
両目で米粒2粒分 |
さくらんぼ大〜パール粒大(表示優先) |
テクスチャー |
少量で薄くのびる、目に入りにくい設計が中心 |
顔全体を包む、こっくり〜軽めまで幅広い |
塗り方 |
点置きして薬指で押さえる。こすらない |
5点置きして内側から外側へのばす |
順番 |
乳液のあと、顔用クリームの前 |
スキンケアの最後 |
顔用クリームの塗り方は「顔のクリームの塗り方:5点置きから部位別のなじませ方まで」、アイクリームの塗り方は「アイクリームの正しい塗り方とは?適量の目安と、点置きしてやさしくなじませる基本」で解説しています。

代用していい?判定表
あなたの状況 |
判定 |
|---|---|
顔用クリームに「目もとにも使える」表示がある。目もとに乾きの合図はない |
代用でよい。目もとは量を減らし、こすらず押さえる |
顔用クリームに「目のまわりを避けて」の表示がある |
目もとには使わない。表示が最優先 |
目もとだけ先に乾く、夕方メイクがたまる合図が続く |
専用品を足す目安。顔用は目もとの手前で止める |
ベタつきが苦手で、顔用クリームは朝使っていない |
朝は目もと用美容液や軽いアイクリームだけ、という使い方も |
合図の見つけ方と始めどきは「アイクリームは何歳から使う?年齢ではなく「目もとの合図」で決める始めどきと、最初の1本の選び方」にまとめています。
顔用クリームを目もとに使うときの3つの注意
- 量を減らす:顔と同じ量を目もとにのせない。両目で米粒2粒分を目安に、余った分は手の甲へ
- 圧を変える:のばさず、薬指で点置きして押さえる。目のきわは避ける
- しみる・赤みが出たらやめる:目もとは反応が出やすい。合わなければ専用品か、目もとの手前で止める使い方に
両方使う日の順番と量
アイクリームと顔用クリームを両方使う日は、アイクリームが先、顔用クリームがあとです。顔用クリームは目もとを避けて塗るか、目もとにはごく薄く重ねるだけにします。重ねる量が多いと、朝はメイクがよれやすくなります。
スキンケア全体の順番は「夜のスキンケアの順番は5ステップ|クレンジング→クリームの基本の流れ」、目もと用美容液を含めた目もとの順番は「目元用美容液とアイクリームの違い:順番と使い分けの基本」で確認できます。目もとのケア用品は、目元ケアの商品一覧にまとめています。
顔用で足りないときにアイクリームを足す目安は:「目の周り・目の下の乾燥がひどいときの見直し方:秋冬に夕方乾く人の朝夜の手順と、アイクリームを足すタイミング」
よくある疑問Q&A
Q1. アイクリームを顔全体に使ってもいいですか?
A. 使えないわけではありませんが、少量で薄くのびる設計のため、顔全体に使うと量が足りず、割高になります。目もとに集中して使うのが本来の使い方です。
Q2. 顔用クリームで目もとがしみます。
A. 目もとは皮膚が薄く、反応が出やすい部分です。その顔用クリームは目もとの手前で止め、目もとには専用品か、しみないことを確かめたものを使ってください。赤み、はれ、かゆみが出た場合は使用を中止してください。
Q3. 乳液だけで目もとまで済ませるのは?
A. 乾きの合図がなければ問題ありません。乳液とクリームの役割の違いは「乳液とクリームの違いは油分の量|どちらか一つでもいい?肌質・季節・朝夜で決める使い分け」で解説しています。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医などに相談してください。
まとめ:アイクリームと顔用クリームの違い
- 違いは、目もとに合わせた量の設計とテクスチャー、塗り方
- 顔用でも「目もとにも使える」表示があれば代用可。量を減らし、こすらず押さえる
- 目もとだけ先に乾く合図が続くなら、専用品に切り替える目安
- 両方使う日はアイクリームが先。顔用は目もとを避けるか、ごく薄く



