アイロンの前は「薄く」、後は「仕上げ」。順番が決まれば毎朝迷わない
ヘアアイロンの前につけるなら、「アイロン前に使える」「ヒートプロテクト」などの表示があるヘアミルクやミストを、完全に乾いた髪に薄くなじませるのが基本です。ヘアオイルは、アイロンの後の仕上げに毛先中心に少量。前に使うのは、そのオイルにアイロン前の使用が表示されている場合だけにします。
順番を一本にまとめると、「タオルドライ後にヘアミルク → ドライヤーで完全に乾かす → 表示のあるミルクやミストを薄く → アイロン → 仕上げにオイル」。ワックスなどのスタイリング剤は最後です。
アイロンの「前」と「後」で、つけるものの役割は違う
アイロンの前 |
アイロンの後 |
|
|---|---|---|
目的 |
熱を当てる前の下準備 |
ツヤ・まとまりの仕上げ |
向くもの |
アイロン前OK・ヒートプロテクト表示のミルク、ミスト、スプレー |
ヘアオイル、ヘアバーム(少量) |
量 |
薄く、均一に(毛先から中間) |
1〜2滴を毛先中心。足すのは少しずつ |
状態 |
完全に乾いた髪に |
スタイルが決まってから |
前につけるものは「熱が当たる前の下地」、後につけるものは「形が決まった髪の仕上げ」と考えると、どちらに何を使うかが自然に分かれます。
アイロンの前にオイルをたっぷりつけないほうがいい理由
濡れた髪や、油分が多くついた状態に高温を当てると、髪の表面が熱くなりすぎたり、水分が急に蒸発したりして、髪に負担がかかりやすいとされています。オイルを前に使いたい場合は、「アイロン前にも使える」旨の表示がある製品を、ごく少量にとどめるのが安全です。表示がなければ、後の仕上げに回します。
ミルクとオイルの性質の違いは「ヘアミルクとヘアオイルの違い:髪質と目的で選ぶ使い分けと併用の順番」で整理しています。
順番を時系列で確認する
- タオルドライ後、乾かす前にヘアミルクをなじませる(量はいつもの目安どおり)
- ドライヤーで根元から完全に乾かす。半乾きのままアイロンに進まない
- アイロン前用の表示があるミルクやミストを、毛先から中間に薄く。つけたら乾くまで待つ
- アイロンは140〜160℃を目安に、同じ場所に当てるのは数秒まで
- 仕上げにヘアオイルを1〜2滴、手のひらに広げて毛先中心になじませる
- ワックスなどのスタイリング剤は、いちばん最後
ヘアミルクをつけるタイミングと量は「ヘアミルクはいつつける?タオルドライ後が基本|量の目安と使い分け」、アイロンの温度と当て方は「美容液は毎日使っていい?「特別な日だけ」がもったいない理由」を参考にどうぞ。

オイルは仕上げに1〜2滴。多くつけるより、足りなければ足すほうが失敗しない
髪質別のひと工夫
髪質 |
前と後の調整 |
|---|---|
細い・柔らかい |
前は最小限(ミストなど軽いもの)。後のオイルはいつもの半量から |
太い・量が多い |
前にミルクをしっかりなじませ、後のオイルで表面のまとまりを整える |
カラー・パーマ後 |
前の表示品を省かない。アイロンの温度は低めから試す |
よくある疑問Q&A
Q1. アイロンの前に何もつけないのはダメですか?
A. 何もつけずに使う方法もありますが、乾いた髪に薄く下準備の表示品を使う方法が一般的です。製品の表示に従ってください。
Q2. オイルをつけてすぐアイロンをかけてもいいですか?
A. そのオイルに「アイロン前」の表示がなければ、後の仕上げに回すのが基本です。表示がある場合も、量はごく少なめにします。
Q3. ヘアミルクをつけた直後にアイロンをかけていい?
A. 乾くまで待ってください。しっとりした状態に高温を当てるのは避けたい使い方です。時間がない朝は、前の工程を軽いミストに替えると待ち時間が短くなります。
髪や頭皮にかゆみ・赤みなどの異常を感じた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医などに相談してください。ヘアアイロンは取扱説明書に従い、濡れた髪には使用しないでください。
まとめ:アイロン前後のオイル・ミルク
- 前=完全に乾いた髪に、アイロン前OK・ヒートプロテクト表示のミルクやミストを薄く
- 後=ヘアオイル1〜2滴を毛先中心に。ワックスは最後
- オイルを前に使うのは、表示がある製品を少量だけ。濡れた髪・つけた直後の高温はNG
- 温度は140〜160℃目安、同じ場所は数秒まで




