アクシージア ビューティー・アドバイス

春本番のスキンケア!

春本番のスキンケア!

4月といえば桜のイメージですが、今年は全国的に半月程度、桜の開花が早いようです。気温上昇もそうですが、季節が半月程度前倒しになっている感じがします。新年度、入社、入学、新学期…新しい出会い、新たな生活と環境の始まりの時期ですが、「withコロナ」を意識した暮らしも2年目に突入し、歓迎会などの新たな出会いのイベントの自粛も続きます。気持ちの切り替えがうまく出来ないことがストレスにもなりかねません。各々が感染防止対策を今一度見直し、春本番を過ごしましょう。今回は4月特有のお肌へのストレスを意識した“春本番のスキンケア”のヒントをお届けします。 春本番4月のお肌環境を理解する 昨年2020年の東京の気象データを振り返ると、次のことがわかります。 <保湿環境>合計降水量だけみると外的なお肌への保湿環境としては良好な環境であったと言えるのですが、2回の大雨の影響であり、日毎の最低湿度の記録では、計22日間にわたり湿度50%以下となっており、実は、乾燥への注意が必要でした。 <日照時間・全天日射量(平均)>日照時間、全天日射量共に、8月に次いで高い水準でした。太陽光照射量は真夏並みであったことから、気象・気候の面での4月のキーワードは「乾燥対策」「太陽光対策」と言えるでしょう。 春本番特有のストレスとお肌の関係 ストレスと言うと、仕事の悩み、人間関係からのイライラなど心理的な要因がイメージされますが、お肌にとってのストレスは心理的な要因に加えて外的な要因も加わり、さまざまな不調を引き起こします。4月特有のストレスとして、外的要因と心理的要因について整理します。 <外的ストレス>気象・気候に加えて、花粉、黄砂、PM2.5、大気汚染などの飛散物質もお肌に大きなストレスをもたらします。お肌はこれらストレスに敏感に反応し、悲鳴を発するかのように不調を引き起こします。3月~4月がピークとなる花粉、4月~5月がピークとなる黄砂は、4月にはW(ダブル)で襲うので、とりわけ4月特有の外的ストレス要因と言えるでしょう。 <生活・環境変化による心理的ストレス>4月ならではの心理的ストレスとしては、生活や環境変化に起因するストレスが挙げられます。仕事では異動や職務の変更、新社会人にとっては学生生活から社会人生活への変化、学生では新入学や新学期によるコミュニティーの変化など、生活や環境の変化によるストレスを意味します。ストレスによりヒトは緊張状態となり、血管の収縮が起こります。これは血流不良につながり、結果としてお肌のターンオーバーが乱れ、お肌自身のバリア機能の低下を招きます。 外的・心理的ストレスを意識した美容ライフ 身体的にも精神的にも健康でなければ美容も成り立ちません。ストレスにより健康を損なうことが、そのままお肌の不調に直結することになります。ここでは、4月特有の外的・心理的ストレスを意識した美容ライフをご紹介します。 1. ターンオーバー、お肌のバリア機能を正常に角質代謝(ターンオーバー)を正常に保ち、肌のバリア機能を正常に発揮させることが大切です。ストレスとなる飛散物質を洗い流し、クレンジング・洗顔後のスキンケアもさぼってはいけません。また、野菜、コラーゲンの基となるたんぱく質をバランスよく摂取する食生活、肌細胞の再生時間でもある睡眠を充分にとることを意識しましょう。 2. お肌とカラダへの「水分」の補給化粧品による保湿対策に加えて、水分をしっかり摂ることを意識しましょう。お茶や清涼飲料水などによる水分補給ではなく、水そのものを小まめに摂り、1日あたり500mlペットボトル4本程度の常温ないしぬるま湯程度の水分摂取が良いとされています。「水」はコラーゲンを含む美容に大切な細胞の生まれ変わりの最高の栄養分であり促進剤と言えます。 3. 太陽光ケア年齢に伴う生理的な老化を助長してしまう太陽光の怖さを理解し、シミ・シワ・タルミ対策としての日焼け止めを欠かさないでください。日中の塗り足しも意識しましょう。 4月特有のお肌へのストレスを意識した“春本番のスキンケア”についてお届けしました。次回は、“新緑の5月、夏への備え”のヒントをお伝えしたいと思います。

春本番のスキンケア!

4月といえば桜のイメージですが、今年は全国的に半月程度、桜の開花が早いようです。気温上昇もそうですが、季節が半月程度前倒しになっている感じがします。新年度、入社、入学、新学期…新しい出会い、新たな生活と環境の始まりの時期ですが、「withコロナ」を意識した暮らしも2年目に突入し、歓迎会などの新たな出会いのイベントの自粛も続きます。気持ちの切り替えがうまく出来ないことがストレスにもなりかねません。各々が感染防止対策を今一度見直し、春本番を過ごしましょう。今回は4月特有のお肌へのストレスを意識した“春本番のスキンケア”のヒントをお届けします。 春本番4月のお肌環境を理解する 昨年2020年の東京の気象データを振り返ると、次のことがわかります。 <保湿環境>合計降水量だけみると外的なお肌への保湿環境としては良好な環境であったと言えるのですが、2回の大雨の影響であり、日毎の最低湿度の記録では、計22日間にわたり湿度50%以下となっており、実は、乾燥への注意が必要でした。 <日照時間・全天日射量(平均)>日照時間、全天日射量共に、8月に次いで高い水準でした。太陽光照射量は真夏並みであったことから、気象・気候の面での4月のキーワードは「乾燥対策」「太陽光対策」と言えるでしょう。 春本番特有のストレスとお肌の関係 ストレスと言うと、仕事の悩み、人間関係からのイライラなど心理的な要因がイメージされますが、お肌にとってのストレスは心理的な要因に加えて外的な要因も加わり、さまざまな不調を引き起こします。4月特有のストレスとして、外的要因と心理的要因について整理します。 <外的ストレス>気象・気候に加えて、花粉、黄砂、PM2.5、大気汚染などの飛散物質もお肌に大きなストレスをもたらします。お肌はこれらストレスに敏感に反応し、悲鳴を発するかのように不調を引き起こします。3月~4月がピークとなる花粉、4月~5月がピークとなる黄砂は、4月にはW(ダブル)で襲うので、とりわけ4月特有の外的ストレス要因と言えるでしょう。 <生活・環境変化による心理的ストレス>4月ならではの心理的ストレスとしては、生活や環境変化に起因するストレスが挙げられます。仕事では異動や職務の変更、新社会人にとっては学生生活から社会人生活への変化、学生では新入学や新学期によるコミュニティーの変化など、生活や環境の変化によるストレスを意味します。ストレスによりヒトは緊張状態となり、血管の収縮が起こります。これは血流不良につながり、結果としてお肌のターンオーバーが乱れ、お肌自身のバリア機能の低下を招きます。 外的・心理的ストレスを意識した美容ライフ 身体的にも精神的にも健康でなければ美容も成り立ちません。ストレスにより健康を損なうことが、そのままお肌の不調に直結することになります。ここでは、4月特有の外的・心理的ストレスを意識した美容ライフをご紹介します。 1. ターンオーバー、お肌のバリア機能を正常に角質代謝(ターンオーバー)を正常に保ち、肌のバリア機能を正常に発揮させることが大切です。ストレスとなる飛散物質を洗い流し、クレンジング・洗顔後のスキンケアもさぼってはいけません。また、野菜、コラーゲンの基となるたんぱく質をバランスよく摂取する食生活、肌細胞の再生時間でもある睡眠を充分にとることを意識しましょう。 2. お肌とカラダへの「水分」の補給化粧品による保湿対策に加えて、水分をしっかり摂ることを意識しましょう。お茶や清涼飲料水などによる水分補給ではなく、水そのものを小まめに摂り、1日あたり500mlペットボトル4本程度の常温ないしぬるま湯程度の水分摂取が良いとされています。「水」はコラーゲンを含む美容に大切な細胞の生まれ変わりの最高の栄養分であり促進剤と言えます。 3. 太陽光ケア年齢に伴う生理的な老化を助長してしまう太陽光の怖さを理解し、シミ・シワ・タルミ対策としての日焼け止めを欠かさないでください。日中の塗り足しも意識しましょう。 4月特有のお肌へのストレスを意識した“春本番のスキンケア”についてお届けしました。次回は、“新緑の5月、夏への備え”のヒントをお伝えしたいと思います。

冬から春へ、春に意識したいスキンケア!

冬から春へ、春に意識したいスキンケア!

暦の上でも「春」を迎える3月。世間的には年度末の月で、企業では4月に向けて人事異動の発令時期、学生の皆さんにとっては卒業シーズン、新入学や入社を控えての引っ越しなど…新しい出会いの前の「別れ」のイメージがある月ですね。大都市圏中心の2回目の緊急事態宣言も順次解除され、コロナともお別れと言えれば良いのですが、いろいろな制約や条件の付いた”withコロナ”の生活は続きます。今回は“冬眠肌から目覚める春肌に意識したいスキンケア”のヒントをお届けします。 冬眠肌を襲う3月の肌ストレス 冬を過ごしてきた肌はまるで冬眠肌と言える状態で、乾燥に傾き、寒さによる血流の衰えから、代謝機能も低下しがちで、さまざまな肌ストレスへの抵抗力が衰えた状態です。ここでは3月の肌ストレスについて理解しましょう。 花粉・黄砂・PM2.53月は花粉飛散の本番を迎えます。中国大陸から偏西風に乗って日本まで届く黄砂や汚染物質PM2.5も3月~5月にかけて発生しやすい傾向があります。特にPM2.5は、スギ花粉の1/10程度の大きさの極めて小さな汚染微粒子です。これらの微粒子たちが肌荒れを引き起こす要因となります。マスク生活が、これらストレスを多少は軽減してくれれば良いのですが…。対策として優しく丁寧なクレンジング・洗顔で肌を襲う花粉や汚染微粒子を丁寧に洗い落としましょう。また、セラミド配合などバリア機能が期待できる製品を取り入れましょう。 寒暖差&乾燥昨年(2020年3月)、東京の気象データを振り返ると、最高気温 24.6℃、最低気温 0.7℃、最低湿度 18%。寒暖差を繰り返しながら、着実に暖かくなる3月ですが、寒暖差は年間で最も大きく、乾燥状態が続きます。この寒暖差、乾燥に対して冬眠肌を引きずっているお肌は敏感に反応し、さまざまな肌トラブルの原因となります。お肌にしっかり潤いを与えることを意識し、乾燥に傾いた肌からの脱却を目指し、寒暖差ストレスに負けない素肌力を呼び戻しましょう。 紫外線&近赤外線3月より、紫外線量(UVA、UVBともに)が増加し始め、化粧品メーカー各社も美白への取り組みとUV対策強化を打ち出し始めます。紫外線量そのものは中程度なのですが、冬を過ごした肌はバリア機能が低下していることから紫外線に対しても敏感です。また、太陽光の暖かさは赤外線に起因しますので近赤外線への意識も必要です。表皮のシミのUVB、真皮のシワのUVA、そして皮下組織のタルミの近赤外線。いわゆる光老化対策が必要です。天候にかかわらず、紫外線に加え、近赤外線対策もできる日焼け止め製品を毎日欠かさずに使いましょう。 冬眠肌から目覚める春肌に意識したいスキンケアについてお届けしました。次回は、“春本番のスキンケア”のヒントをお伝えしたいと思います。

冬から春へ、春に意識したいスキンケア!

暦の上でも「春」を迎える3月。世間的には年度末の月で、企業では4月に向けて人事異動の発令時期、学生の皆さんにとっては卒業シーズン、新入学や入社を控えての引っ越しなど…新しい出会いの前の「別れ」のイメージがある月ですね。大都市圏中心の2回目の緊急事態宣言も順次解除され、コロナともお別れと言えれば良いのですが、いろいろな制約や条件の付いた”withコロナ”の生活は続きます。今回は“冬眠肌から目覚める春肌に意識したいスキンケア”のヒントをお届けします。 冬眠肌を襲う3月の肌ストレス 冬を過ごしてきた肌はまるで冬眠肌と言える状態で、乾燥に傾き、寒さによる血流の衰えから、代謝機能も低下しがちで、さまざまな肌ストレスへの抵抗力が衰えた状態です。ここでは3月の肌ストレスについて理解しましょう。 花粉・黄砂・PM2.53月は花粉飛散の本番を迎えます。中国大陸から偏西風に乗って日本まで届く黄砂や汚染物質PM2.5も3月~5月にかけて発生しやすい傾向があります。特にPM2.5は、スギ花粉の1/10程度の大きさの極めて小さな汚染微粒子です。これらの微粒子たちが肌荒れを引き起こす要因となります。マスク生活が、これらストレスを多少は軽減してくれれば良いのですが…。対策として優しく丁寧なクレンジング・洗顔で肌を襲う花粉や汚染微粒子を丁寧に洗い落としましょう。また、セラミド配合などバリア機能が期待できる製品を取り入れましょう。 寒暖差&乾燥昨年(2020年3月)、東京の気象データを振り返ると、最高気温 24.6℃、最低気温 0.7℃、最低湿度 18%。寒暖差を繰り返しながら、着実に暖かくなる3月ですが、寒暖差は年間で最も大きく、乾燥状態が続きます。この寒暖差、乾燥に対して冬眠肌を引きずっているお肌は敏感に反応し、さまざまな肌トラブルの原因となります。お肌にしっかり潤いを与えることを意識し、乾燥に傾いた肌からの脱却を目指し、寒暖差ストレスに負けない素肌力を呼び戻しましょう。 紫外線&近赤外線3月より、紫外線量(UVA、UVBともに)が増加し始め、化粧品メーカー各社も美白への取り組みとUV対策強化を打ち出し始めます。紫外線量そのものは中程度なのですが、冬を過ごした肌はバリア機能が低下していることから紫外線に対しても敏感です。また、太陽光の暖かさは赤外線に起因しますので近赤外線への意識も必要です。表皮のシミのUVB、真皮のシワのUVA、そして皮下組織のタルミの近赤外線。いわゆる光老化対策が必要です。天候にかかわらず、紫外線に加え、近赤外線対策もできる日焼け止め製品を毎日欠かさずに使いましょう。 冬眠肌から目覚める春肌に意識したいスキンケアについてお届けしました。次回は、“春本番のスキンケア”のヒントをお伝えしたいと思います。

春を迎える肌準備!

春を迎える肌準備!

今年は2月2日が節分、翌日2月3日が立春です。節分が2月2日となるのはなんと124年ぶりで、来年以降はまた2月3日に戻るそうです。うるう年の誤差調整のようなものだそうです。暦(旧歴)の上では春の始まりです。梅の開花シーズンを迎えることで、春の息吹を感じ取れるのではないでしょうか?梅の花言葉は「高潔」「忠実」「忍耐」…コロナ対策として高潔な衛生を意識した生活様式を忠実に守り、この苦境を忍耐強く乗り越える、まさに今の私たちに当てはまりますね。さて、スキンケア環境は、いまだに冬本番の最中。過酷な冬を過ごしてきている肌の抵抗力の衰えをケアし、春を迎える肌準備が大切です。 2月、抵抗力の衰えた肌に…さまざまな肌ストレスが襲う! 冬の時期、乾燥ストレスにより肌の抵抗力は衰えがちになります。さらに、春に向かう2月特有の寒暖差、花粉、太陽光による肌ストレスが襲います。ここでは、気象データをもとに、それぞれのストレスについて理解しましょう。 乾燥ストレス昨年の気象データ(東京)の月別平均湿度は、2月が最低の55%でした。他の地域も同様の傾向で、さらにエアコンによる暖房で、室内は外気以上の乾燥状態になっています。冬を過ごしてきた肌は、年間で最も乾燥状態に傾いています。保湿を意識していても「警報」レベルともいえる乾燥状態は、冬の肌ダメージに追い打ちをかけ、肌の抵抗力も衰えがちになります。 寒暖差ストレス2月は、最低気温を記録する月でもあり、一方で春めいた日が訪れて気温が急上昇したり…また、室内の暖房と外気温の差も加わって寒暖差によるストレスも年間で最高レベルとなります。急で激しい寒暖差に肌の適応力が追い付かず、肌代謝が不良をきたし、さまざまな肌不調を引き起こすきっかけにもなります。気温の変化を意識した洋服選びと保湿ケアを強化しましょう。浸透性の高い保湿ジェルと仕上げの保護力強化としての保湿クリームのW(ダブル)使いがオススメです。 花粉ストレス日本気象協会による2021年の最新の花粉飛来予測は、スギ花粉の飛散開始時期は例年並み~やや早め、飛散量は、例年より少なめ(ただし昨年の1.8倍)となっています。目のかゆみ・くしゃみなどの症状そのものが体にとってはストレスで、結果として肌の変調を生み出すきっかけとなってしまいますが、最近では、くしゃみなどの症状ではなく花粉による肌刺激から肌荒れを発症する「花粉皮膚炎」も報告されています。外出時のマスク+花粉防護メガネの着用、帰宅時に家に入る前に洋服や髪に付着した花粉を払い落とし、帰宅直後のクレンジング・洗顔を意識し、皮脂膜を落とし過ぎないように優しく洗うことを心がけましょう。また、花粉症を抑える鼻炎薬にも副作用があり、花粉症薬への配合が多い抗ヒスタミン剤は、眠気・渇き・食欲増進などの副作用が認められ、肌の変調につながることもあります。薬によるこれらの副作用から起こる乾燥対策として、小まめな水分補給と肌の保湿ケアの強化も忘れずにしましょう。 太陽光ストレス3月以降に美白意識が高まり日焼け止め対策の本番を迎える方が多いのですが、昨年の東京の例では、2月の日射量は3月と変わらない水準でした。冬肌ストレスをかかえている2月の肌は、紫外線・近赤外線などの太陽光への耐性も弱くなりがちなので、早めに太陽光対策を取り入れることが大切です。 ◆表皮のシミ・くすみの原因“UVB” ◆真皮のしわの原因“UVA” ◆皮下組織のタルミの原因“近赤外線”これら太陽光を防ぐトリプル機能を併せ持つ日焼け止めを選び、たっぷり塗り、日中は塗り足すことも意識しましょう。 2月の肌ストレスを理解し、春に備えるアドバイスをお届けしました!次回は、“春スタート、肌を目覚めさせる!”ヒントをお伝えしたいと思います。

春を迎える肌準備!

今年は2月2日が節分、翌日2月3日が立春です。節分が2月2日となるのはなんと124年ぶりで、来年以降はまた2月3日に戻るそうです。うるう年の誤差調整のようなものだそうです。暦(旧歴)の上では春の始まりです。梅の開花シーズンを迎えることで、春の息吹を感じ取れるのではないでしょうか?梅の花言葉は「高潔」「忠実」「忍耐」…コロナ対策として高潔な衛生を意識した生活様式を忠実に守り、この苦境を忍耐強く乗り越える、まさに今の私たちに当てはまりますね。さて、スキンケア環境は、いまだに冬本番の最中。過酷な冬を過ごしてきている肌の抵抗力の衰えをケアし、春を迎える肌準備が大切です。 2月、抵抗力の衰えた肌に…さまざまな肌ストレスが襲う! 冬の時期、乾燥ストレスにより肌の抵抗力は衰えがちになります。さらに、春に向かう2月特有の寒暖差、花粉、太陽光による肌ストレスが襲います。ここでは、気象データをもとに、それぞれのストレスについて理解しましょう。 乾燥ストレス昨年の気象データ(東京)の月別平均湿度は、2月が最低の55%でした。他の地域も同様の傾向で、さらにエアコンによる暖房で、室内は外気以上の乾燥状態になっています。冬を過ごしてきた肌は、年間で最も乾燥状態に傾いています。保湿を意識していても「警報」レベルともいえる乾燥状態は、冬の肌ダメージに追い打ちをかけ、肌の抵抗力も衰えがちになります。 寒暖差ストレス2月は、最低気温を記録する月でもあり、一方で春めいた日が訪れて気温が急上昇したり…また、室内の暖房と外気温の差も加わって寒暖差によるストレスも年間で最高レベルとなります。急で激しい寒暖差に肌の適応力が追い付かず、肌代謝が不良をきたし、さまざまな肌不調を引き起こすきっかけにもなります。気温の変化を意識した洋服選びと保湿ケアを強化しましょう。浸透性の高い保湿ジェルと仕上げの保護力強化としての保湿クリームのW(ダブル)使いがオススメです。 花粉ストレス日本気象協会による2021年の最新の花粉飛来予測は、スギ花粉の飛散開始時期は例年並み~やや早め、飛散量は、例年より少なめ(ただし昨年の1.8倍)となっています。目のかゆみ・くしゃみなどの症状そのものが体にとってはストレスで、結果として肌の変調を生み出すきっかけとなってしまいますが、最近では、くしゃみなどの症状ではなく花粉による肌刺激から肌荒れを発症する「花粉皮膚炎」も報告されています。外出時のマスク+花粉防護メガネの着用、帰宅時に家に入る前に洋服や髪に付着した花粉を払い落とし、帰宅直後のクレンジング・洗顔を意識し、皮脂膜を落とし過ぎないように優しく洗うことを心がけましょう。また、花粉症を抑える鼻炎薬にも副作用があり、花粉症薬への配合が多い抗ヒスタミン剤は、眠気・渇き・食欲増進などの副作用が認められ、肌の変調につながることもあります。薬によるこれらの副作用から起こる乾燥対策として、小まめな水分補給と肌の保湿ケアの強化も忘れずにしましょう。 太陽光ストレス3月以降に美白意識が高まり日焼け止め対策の本番を迎える方が多いのですが、昨年の東京の例では、2月の日射量は3月と変わらない水準でした。冬肌ストレスをかかえている2月の肌は、紫外線・近赤外線などの太陽光への耐性も弱くなりがちなので、早めに太陽光対策を取り入れることが大切です。 ◆表皮のシミ・くすみの原因“UVB” ◆真皮のしわの原因“UVA” ◆皮下組織のタルミの原因“近赤外線”これら太陽光を防ぐトリプル機能を併せ持つ日焼け止めを選び、たっぷり塗り、日中は塗り足すことも意識しましょう。 2月の肌ストレスを理解し、春に備えるアドバイスをお届けしました!次回は、“春スタート、肌を目覚めさせる!”ヒントをお伝えしたいと思います。

新年のスキンケア計画!

新年のスキンケア計画!

新たな年の始まりです。昨年はコロナで明け、コロナに暮れ、経験した事の無いような新しい生活様式が試された1年となりました。家族で過ごす静かな年末年始はいかがでしたでしょうか?今回は、“新年のスキンケア計画!”のヒントをお伝えします。 スキンケアの計は元旦にあり。今年のなりたい肌・守りたい肌を考えましょう! 季節や気候の変化に応じたベーシックなスキンケアテーマに加えて、タイプ別のライフスタイルへのアドバイスを整理してみました。年間の季節に応じたベーシックなスキンケアテーマを理解した上で、ライフスタイルに応じたスキンケアに取り組み、なりたい肌・守りたい肌へのスキンケアを実践しましょう! ◇スキンケアカレンダー   ◇タイプ別ライフスタイル・アドバイス   <主婦> 子育て世代子育て優先、子供の生活優先で、決まった時間に自分の時間が持ちにくい方。入浴後・就寝前のスキンケアへの集中から始めましょう。1日のリフレッシュとリセットをかねて、お肌を労わる気持ちでスキンケアに勤しむ・・・そんな時間を、毎日の特別な時間として習慣化しましょう。気になる箇所にはパーツケアのスペシャルアイテムも取り入れてみてください。 子離れ世代1日の時間割を決めやすい世代の方。朝の家事仕事を終えたあと、入浴後・就寝前、1日2回の本気のお手入れ習慣を実践しましょう。エイジングが気になる世代でもあるので、1日2回のお手入れ習慣の本気度が、若々しい素肌を守ることに繋がるはずです。気になる箇所にはスペシャルケアアイテムも取り入れてみてください。   <働く女性> 在宅勤務主体の方コロナ禍の象徴的な在宅勤務主体の暮らしを継続されている方。適度な運動が不足しがちで、脂肪が付きやすく、代謝不良などを起こしがちです。また、パソコンに向かい続ける時間も長くなりがちです。小まめな休憩、適度な運動の習慣化、バランスの良い食事内容を意識して、肌不調を起こさない生活を目指しましょう。 通常勤務主体の方生活リズムが比較的一定の方。個人レベルでできるコロナ感染防止対策の徹底を心がけましょう。マスク、手指消毒、うがい、大勢での会食を控えるなど…withマスクが長時間に及ぶので、マスクによる肌不調(肌荒れ、接触性皮膚炎など)が起きていないか?しっかり観察して、不調を感じたら早めに専門医の診察を受けましょう。スキンケアは、季節に応じたテーマに沿って実践しましょう。 また、接客業で生活のリズムが一定ではなく、気疲れも多い方は、子育て世代同様に、スキンケアを毎日の特別な時間として習慣化してみてください。心が癒されるようなスキンケアタイムで、肌も癒され、スキンケア効果を高めることに繋がるはずです。 アルバイト、パートタイムの方勤務日、勤務時間次第で生活のリズムが変わる方。勤務モードと自宅モードそれぞれのON/OFFの切り替えが大切です。通常勤務主体の方と同様に、コロナ対策を万全に。入浴後・就寝前のスキンケアの時間を習慣化し、キチンとお手入れの時間を楽しみましょう。   <学生> 本格的なスキンケアへの取り組みにはまだ早いと感じている方。若々しい素肌を守るスキンケアの入口として、ニキビや肌荒れを防ぐ正しいクレンジング・洗顔への取り組みを意識しましょう。帰宅後だけでなく、起床時のクレンジング・洗顔の習慣化もオススメです。ゴシゴシ擦るのではなく、優しく転がすように洗い上げてください。美しい素肌は正しいクレンジング・洗顔から、その習慣が身に付けば、これからのスキンケアライフに必ず役立ちます。   2021年もアクシージアは、美しさを追い求める大人女子たちの期待に寄り添う化粧品・サプリメント、そして美容提案を発信し続けて参ります。 年の初めに、1年のスキンケアプランを組み立てるための情報やアイデアをお伝えしました!季節や気候の変化、ご自身のライフスタイルに合ったスキンケアを意識しましょう!次回は、“目前の春を迎える肌準備”のヒントをお伝えしたいと思います。

新年のスキンケア計画!

新たな年の始まりです。昨年はコロナで明け、コロナに暮れ、経験した事の無いような新しい生活様式が試された1年となりました。家族で過ごす静かな年末年始はいかがでしたでしょうか?今回は、“新年のスキンケア計画!”のヒントをお伝えします。 スキンケアの計は元旦にあり。今年のなりたい肌・守りたい肌を考えましょう! 季節や気候の変化に応じたベーシックなスキンケアテーマに加えて、タイプ別のライフスタイルへのアドバイスを整理してみました。年間の季節に応じたベーシックなスキンケアテーマを理解した上で、ライフスタイルに応じたスキンケアに取り組み、なりたい肌・守りたい肌へのスキンケアを実践しましょう! ◇スキンケアカレンダー   ◇タイプ別ライフスタイル・アドバイス   <主婦> 子育て世代子育て優先、子供の生活優先で、決まった時間に自分の時間が持ちにくい方。入浴後・就寝前のスキンケアへの集中から始めましょう。1日のリフレッシュとリセットをかねて、お肌を労わる気持ちでスキンケアに勤しむ・・・そんな時間を、毎日の特別な時間として習慣化しましょう。気になる箇所にはパーツケアのスペシャルアイテムも取り入れてみてください。 子離れ世代1日の時間割を決めやすい世代の方。朝の家事仕事を終えたあと、入浴後・就寝前、1日2回の本気のお手入れ習慣を実践しましょう。エイジングが気になる世代でもあるので、1日2回のお手入れ習慣の本気度が、若々しい素肌を守ることに繋がるはずです。気になる箇所にはスペシャルケアアイテムも取り入れてみてください。   <働く女性> 在宅勤務主体の方コロナ禍の象徴的な在宅勤務主体の暮らしを継続されている方。適度な運動が不足しがちで、脂肪が付きやすく、代謝不良などを起こしがちです。また、パソコンに向かい続ける時間も長くなりがちです。小まめな休憩、適度な運動の習慣化、バランスの良い食事内容を意識して、肌不調を起こさない生活を目指しましょう。 通常勤務主体の方生活リズムが比較的一定の方。個人レベルでできるコロナ感染防止対策の徹底を心がけましょう。マスク、手指消毒、うがい、大勢での会食を控えるなど…withマスクが長時間に及ぶので、マスクによる肌不調(肌荒れ、接触性皮膚炎など)が起きていないか?しっかり観察して、不調を感じたら早めに専門医の診察を受けましょう。スキンケアは、季節に応じたテーマに沿って実践しましょう。 また、接客業で生活のリズムが一定ではなく、気疲れも多い方は、子育て世代同様に、スキンケアを毎日の特別な時間として習慣化してみてください。心が癒されるようなスキンケアタイムで、肌も癒され、スキンケア効果を高めることに繋がるはずです。 アルバイト、パートタイムの方勤務日、勤務時間次第で生活のリズムが変わる方。勤務モードと自宅モードそれぞれのON/OFFの切り替えが大切です。通常勤務主体の方と同様に、コロナ対策を万全に。入浴後・就寝前のスキンケアの時間を習慣化し、キチンとお手入れの時間を楽しみましょう。   <学生> 本格的なスキンケアへの取り組みにはまだ早いと感じている方。若々しい素肌を守るスキンケアの入口として、ニキビや肌荒れを防ぐ正しいクレンジング・洗顔への取り組みを意識しましょう。帰宅後だけでなく、起床時のクレンジング・洗顔の習慣化もオススメです。ゴシゴシ擦るのではなく、優しく転がすように洗い上げてください。美しい素肌は正しいクレンジング・洗顔から、その習慣が身に付けば、これからのスキンケアライフに必ず役立ちます。   2021年もアクシージアは、美しさを追い求める大人女子たちの期待に寄り添う化粧品・サプリメント、そして美容提案を発信し続けて参ります。 年の初めに、1年のスキンケアプランを組み立てるための情報やアイデアをお伝えしました!季節や気候の変化、ご自身のライフスタイルに合ったスキンケアを意識しましょう!次回は、“目前の春を迎える肌準備”のヒントをお伝えしたいと思います。

2020年 肌状態の振り返り

2020年 肌状態の振り返り

あっという間に”師走“…通常の12月であれば、忘年会、クリスマス、年末年始へと…大きなイベントが目白押しのはずですが、第3波襲来中とも言えるwithコロナでの今年の12月は、マスク着用、密を避ける…自粛ムードに包まれた静かな師走を過ごすことになるのでしょうか。3月後半から本格化したwithコロナでの新しい生活様式が、皆さんの肌状態に影響を与えていませんでしょうか?今回は、“12月の肌環境と1年間頑張ったお肌の状態の振り返り”をお届けします。 12月の肌環境 12月の肌環境のキーワードは“乾燥”と“新陳代謝の低下”です。湿度低下・肌からの水分蒸散量の上昇12月は、1月~2月の乾燥のピークに向けて、湿度は低下し続け、お肌からの水分蒸散量も上昇し続けるのでお肌自身の乾燥状態が進みます。 暖房が湿度を更に下げる暖房も本格化する12月、外気の湿度は50%程度ですが、暖房室内の湿度はその半分程度に下がってしまいます。室内は乾燥が追い討ちをかけてきます。 新陳代謝が低下ヒトも植物や動物と同じで、冬は蓄えの季節。細胞は代謝による生まれ変わりよりも休息を選び、新陳代謝が低下、血流も低下しがちになります。 2020年、肌状態を振り返る 3月後半から本格化したwithコロナでの新しい生活様式。在宅勤務と出勤併用の方、通常勤務の方、専業主婦の方も、暮らしぶりは大きく変化しているのではないでしょうか?生活スタイルの変化もお肌に影響を与えます。1年間のご自身の暮らしぶりと、お肌の状態の変化を振り返りましょう。1年を過ごしたお肌の環境はいかがですか?●お肌の状態は健やかに維持できていると感じる方は、日常のスキンケアも、ライフスタイルも万全です。油断することなく、現在の暮らし方と、スキンケアへの取り組みを継続しましょう! ●アウトドアやスポーツの思い出が多い1年であったと感じる方は、日焼けによるくすみやシミだけではなく、紫外線A波や近赤外線による光老化が進行している可能性があります。うるおいをしっかり与えながらハリ・ツヤにアプローチするエイジングケア美容液でしっかりケアしましょう。 ●夏の冷房環境の影響で、夏なのにお肌の乾燥を感じた方は、夏肌乾燥を引きずっている可能性があります。冬の保湿ケアをしっかり行ってください。お顔のうるおいケアはもちろんのこと、ボディのうるおいケアも心掛けてください。 ●年齢に伴うサイン(シワ、たるみ、くすみ、ゴワツキなど)が気になりだした1年だった方は、正常なターンオーバーを促しながら血色の良いお肌の状態を目指すことが大切です。潤いをしっかり与えながら、ふっくらとしたハリ肌を目指すエイジングケア製品によるケアを意識してください。 乾燥の季節の本番に突入した12月。乾燥が主因となる肌荒れ状態のお肌は、バリア機能が低下してしまいます。洗顔料をはじめ、保湿能力の高いタイプの化粧水を選び、クレンジング・洗顔は肌負担を少なくするよう優しく転がすように洗うことを心がけましょう。また、目もとや口もと周りはデリケートかつ乾燥しやすい部位なので専用の化粧品でのポイントケアすることもおすすめです。 1年間のお肌の状態を振り返り、ご自身にとって適切なスキンケアを意識してください。次回は、“新年のスキンケア計画!”のヒントをお伝えしたいと思います。

2020年 肌状態の振り返り

あっという間に”師走“…通常の12月であれば、忘年会、クリスマス、年末年始へと…大きなイベントが目白押しのはずですが、第3波襲来中とも言えるwithコロナでの今年の12月は、マスク着用、密を避ける…自粛ムードに包まれた静かな師走を過ごすことになるのでしょうか。3月後半から本格化したwithコロナでの新しい生活様式が、皆さんの肌状態に影響を与えていませんでしょうか?今回は、“12月の肌環境と1年間頑張ったお肌の状態の振り返り”をお届けします。 12月の肌環境 12月の肌環境のキーワードは“乾燥”と“新陳代謝の低下”です。湿度低下・肌からの水分蒸散量の上昇12月は、1月~2月の乾燥のピークに向けて、湿度は低下し続け、お肌からの水分蒸散量も上昇し続けるのでお肌自身の乾燥状態が進みます。 暖房が湿度を更に下げる暖房も本格化する12月、外気の湿度は50%程度ですが、暖房室内の湿度はその半分程度に下がってしまいます。室内は乾燥が追い討ちをかけてきます。 新陳代謝が低下ヒトも植物や動物と同じで、冬は蓄えの季節。細胞は代謝による生まれ変わりよりも休息を選び、新陳代謝が低下、血流も低下しがちになります。 2020年、肌状態を振り返る 3月後半から本格化したwithコロナでの新しい生活様式。在宅勤務と出勤併用の方、通常勤務の方、専業主婦の方も、暮らしぶりは大きく変化しているのではないでしょうか?生活スタイルの変化もお肌に影響を与えます。1年間のご自身の暮らしぶりと、お肌の状態の変化を振り返りましょう。1年を過ごしたお肌の環境はいかがですか?●お肌の状態は健やかに維持できていると感じる方は、日常のスキンケアも、ライフスタイルも万全です。油断することなく、現在の暮らし方と、スキンケアへの取り組みを継続しましょう! ●アウトドアやスポーツの思い出が多い1年であったと感じる方は、日焼けによるくすみやシミだけではなく、紫外線A波や近赤外線による光老化が進行している可能性があります。うるおいをしっかり与えながらハリ・ツヤにアプローチするエイジングケア美容液でしっかりケアしましょう。 ●夏の冷房環境の影響で、夏なのにお肌の乾燥を感じた方は、夏肌乾燥を引きずっている可能性があります。冬の保湿ケアをしっかり行ってください。お顔のうるおいケアはもちろんのこと、ボディのうるおいケアも心掛けてください。 ●年齢に伴うサイン(シワ、たるみ、くすみ、ゴワツキなど)が気になりだした1年だった方は、正常なターンオーバーを促しながら血色の良いお肌の状態を目指すことが大切です。潤いをしっかり与えながら、ふっくらとしたハリ肌を目指すエイジングケア製品によるケアを意識してください。 乾燥の季節の本番に突入した12月。乾燥が主因となる肌荒れ状態のお肌は、バリア機能が低下してしまいます。洗顔料をはじめ、保湿能力の高いタイプの化粧水を選び、クレンジング・洗顔は肌負担を少なくするよう優しく転がすように洗うことを心がけましょう。また、目もとや口もと周りはデリケートかつ乾燥しやすい部位なので専用の化粧品でのポイントケアすることもおすすめです。 1年間のお肌の状態を振り返り、ご自身にとって適切なスキンケアを意識してください。次回は、“新年のスキンケア計画!”のヒントをお伝えしたいと思います。

冬本番に備える、冬肌準備のお手入れ

冬本番に備える、冬肌準備のお手入れ

今年の9月~10月は、日照時間が極めて少なく、特に東京では記録的な降雨日数となりました。「雨の日が多い=潤い環境であった」ということになり、肌にとっては+(プラス)の気候状況だったと言えます。一方、秋の行楽シーズンを迎えて、GO TOトラベルキャンペーンに後押しされる形で、我慢していた旅行の解禁ムードも高まって、国内旅行客が急速に増えているようです。旅行には、天候は今一つといったところだったのではないでしょうか?11月…天候も落ち着いて、北からの紅葉も各地で本番を迎え、秋らしい晴天の日も多くなることが期待されますが、朝晩の寒暖差が激しく、また日によっては冬を感じる季節になります。冬本番に備えたスキンケアへの転換が重要な時期となります。今回は、“冬本番に備える、冬肌準備のお手入れ”のヒントをお届けします。 11月の肌環境、気温は急降下、湿度は減少し続ける   昨年(2019年)東京の気象データでは、11月の平均気温と平均湿度は10月に比べ気温はマイナス6.3℃、湿度はマイナス11%でした。気温は急降下を続け、日によっては真冬並みの寒さとなり。湿度も減少を続け、肌環境としては冬へ一直線の時期となります。湿度の減少とともに肌状態は乾燥に傾き始めますが、同時に皮脂の分泌量も減少に転じ、肌にとって必要な油分も減って行きます。 つまり、水分・油分の減った肌の乾燥状態が、肌自体のバリア機能も衰えさせ、冬本番を迎える前に、肌トラブルを引き起こし、それが冬肌環境に耐えられない肌へと導いてしまう危険があります。 角質ケアとしてのクレンジング・洗顔で保湿ケア強化につなげる 美しい素肌づくりは「クレンジング・洗顔から」と言われるように、折角の化粧水・美容液・シートマスク・乳液・クリームも、クレンジング洗顔で素肌が磨かれていなければ、美容効果を100%発揮できません。特に、肌にとって過酷な冬本番を迎える前に、角質ケアを意識したクレンジング・洗顔で、健やかな角質代謝を維持することが、素肌力のUPに繋がります。 クレンジングは、乳化タイプがオススメ!皮脂汚れもメイク汚れも、また、大気中の汚れなども付着した肌の汚れは油分の多い汚れです。油分を水分の中にしっかり溶け込ませることを乳化と言いますが、ゴシゴシ落とすのではなく、汚れを浮き立たせ肌表面で乳化させるというクレンジングが、肌負担が無いクレンジンングであるとアクシージアは考えます。皮脂の出やすいTゾーン⇒Uゾーンから始め、目元まわりへ、最後にお顔全体の汚れを浮き立たせ乳化させましょう。クレンジング中も保湿ケアを行える保湿成分入りのクレンジンング製品を選びましょう。 一般に、ミルクタイプのクレンジングよりオイルタイプのクレンジングの方が洗浄力が高いのですが、必要な皮脂分まで落としてしまうこともあるので、皮脂が少ない状態の乾燥肌の人は、強く擦らないクレンジングを特に意識しましょう。 洗顔―泡力で優しく汚れを洗い流す洗顔きめ細かい泡立ちの良い洗顔料がオススメです。衣類の洗剤のように、泡がはじけるときの泡力が角質内の汚れにも再アプローチしてくれます。化学的な洗浄成分より肌負担が少なく、かつ、しっかり洗い上げてくれる泡力で、クレンジングで浮き立たせ乳化させた汚れを洗い上げます。皮脂詰まり・ニキビ・脂性肌・毛穴が気になる方は、1分間程度泡パックで放置したのち、泡を転がすようにして洗い、ぬるま湯か水で洗い流してください。デコルテや背中などボディのニキビには、5分程度の泡パック洗浄がオススメです。 冬肌準備のスキンケアとして、角質ケアの観点でのクレンジング・洗顔を意識しましょう! 冬本番に備える、冬肌準備のお手入れのヒントについてお届けしました!次回テーマは“1年の肌状態の振り返り”です。

冬本番に備える、冬肌準備のお手入れ

今年の9月~10月は、日照時間が極めて少なく、特に東京では記録的な降雨日数となりました。「雨の日が多い=潤い環境であった」ということになり、肌にとっては+(プラス)の気候状況だったと言えます。一方、秋の行楽シーズンを迎えて、GO TOトラベルキャンペーンに後押しされる形で、我慢していた旅行の解禁ムードも高まって、国内旅行客が急速に増えているようです。旅行には、天候は今一つといったところだったのではないでしょうか?11月…天候も落ち着いて、北からの紅葉も各地で本番を迎え、秋らしい晴天の日も多くなることが期待されますが、朝晩の寒暖差が激しく、また日によっては冬を感じる季節になります。冬本番に備えたスキンケアへの転換が重要な時期となります。今回は、“冬本番に備える、冬肌準備のお手入れ”のヒントをお届けします。 11月の肌環境、気温は急降下、湿度は減少し続ける   昨年(2019年)東京の気象データでは、11月の平均気温と平均湿度は10月に比べ気温はマイナス6.3℃、湿度はマイナス11%でした。気温は急降下を続け、日によっては真冬並みの寒さとなり。湿度も減少を続け、肌環境としては冬へ一直線の時期となります。湿度の減少とともに肌状態は乾燥に傾き始めますが、同時に皮脂の分泌量も減少に転じ、肌にとって必要な油分も減って行きます。 つまり、水分・油分の減った肌の乾燥状態が、肌自体のバリア機能も衰えさせ、冬本番を迎える前に、肌トラブルを引き起こし、それが冬肌環境に耐えられない肌へと導いてしまう危険があります。 角質ケアとしてのクレンジング・洗顔で保湿ケア強化につなげる 美しい素肌づくりは「クレンジング・洗顔から」と言われるように、折角の化粧水・美容液・シートマスク・乳液・クリームも、クレンジング洗顔で素肌が磨かれていなければ、美容効果を100%発揮できません。特に、肌にとって過酷な冬本番を迎える前に、角質ケアを意識したクレンジング・洗顔で、健やかな角質代謝を維持することが、素肌力のUPに繋がります。 クレンジングは、乳化タイプがオススメ!皮脂汚れもメイク汚れも、また、大気中の汚れなども付着した肌の汚れは油分の多い汚れです。油分を水分の中にしっかり溶け込ませることを乳化と言いますが、ゴシゴシ落とすのではなく、汚れを浮き立たせ肌表面で乳化させるというクレンジングが、肌負担が無いクレンジンングであるとアクシージアは考えます。皮脂の出やすいTゾーン⇒Uゾーンから始め、目元まわりへ、最後にお顔全体の汚れを浮き立たせ乳化させましょう。クレンジング中も保湿ケアを行える保湿成分入りのクレンジンング製品を選びましょう。 一般に、ミルクタイプのクレンジングよりオイルタイプのクレンジングの方が洗浄力が高いのですが、必要な皮脂分まで落としてしまうこともあるので、皮脂が少ない状態の乾燥肌の人は、強く擦らないクレンジングを特に意識しましょう。 洗顔―泡力で優しく汚れを洗い流す洗顔きめ細かい泡立ちの良い洗顔料がオススメです。衣類の洗剤のように、泡がはじけるときの泡力が角質内の汚れにも再アプローチしてくれます。化学的な洗浄成分より肌負担が少なく、かつ、しっかり洗い上げてくれる泡力で、クレンジングで浮き立たせ乳化させた汚れを洗い上げます。皮脂詰まり・ニキビ・脂性肌・毛穴が気になる方は、1分間程度泡パックで放置したのち、泡を転がすようにして洗い、ぬるま湯か水で洗い流してください。デコルテや背中などボディのニキビには、5分程度の泡パック洗浄がオススメです。 冬肌準備のスキンケアとして、角質ケアの観点でのクレンジング・洗顔を意識しましょう! 冬本番に備える、冬肌準備のお手入れのヒントについてお届けしました!次回テーマは“1年の肌状態の振り返り”です。