アクシージア ビューティー・アドバイス

実りの秋本番、肌にとっての栄養とは?

実りの秋本番、肌にとっての栄養とは?

秋本番の10月、 一気に気温が下がり肌寒さを感じるようになりました。日本神話では、日本中の神様が出雲に集まり会議を開く月なので、出雲以外の地域では神無月(かんなづき)と呼ばれますね。ちなみに神様が集まる出雲では神在月(かみありつき)と呼ばれます。例年であれば、運動会、秋祭り、北からは紅葉も始まり、レジャー・行楽には絶好の季節ですが、コロナ感染防止対策を意識しながら、楽しみと発散の機会を工夫してゆくことになるのでしょう。今回は、“秋本番のスキンケア” へのヒントをお届けします。 10月の肌環境キーワード!「乾燥」と「代謝不良」が肌力を衰えさせる   肌からの水分蒸散量と皮脂分泌量の変化イメージ 肌からの水分蒸散量が上昇し続け、乾燥へ一直線の季節です。肌にとって最後の砦とも言える皮脂分泌量も減少し続け、上記の図のように、これらがグラフ上で交差し、さらにその傾向に拍車がかかってゆきます。 気温が急に下がる日もある秋本番の10月。家でのルームウエアや寝具の衣替えが遅れて、冷えを感じる場面はありませんか?気候変化にカラダ・お肌がついていけず、血行不良を引き起こし代謝が衰え、くすみやゴワつき、肌荒れ、カサつきなど様々な肌の不調をきたす時期でもあります。 つまり、10月は、「乾燥」と「代謝不良」が重なり、肌力の衰えを引き起こし、肌老化(シワ・ハリ不足・たるみなど)が進みやすい時期と言えます。せっかくの化粧品の美容成分たちも、肌の基盤が揺らいでいては、十分にその効果を活かせません。 「保湿」と「代謝」にかかわる肌への栄養成分としての注目成分   ・保湿の王様!PGA(ポリグルタミン酸)納豆のネバネバ成分が由来のポリグルタミン酸は、アミノ酸の一種グルタミン酸が連なったもので、その保水力はヒアルロン酸の9倍との研究結果が報告されています。さらに、肌表面に膜をつくり、肌からの水分の蒸発も防いでくれる機能もあります。   ・代謝サポートへの整肌成分!GINKGO(イチョウ葉エキス)欧米にて認知症予防薬やサプリメントとして幅広く利用されてきたイチョウ葉エキスの最大の効能は血流促進と言われています。化粧品成分としても多様な効果効能の研究が行われていますが、肌状態を整え、正常な代謝を促す整肌成分として有用です。 肌にとって最も過酷な冬への備えの意味でも、肌力の衰えへのケアとして「保湿」と「代謝」を意識したスキンケアに取り組みましょう。 秋本番のスキンケアのヒントについてお届けしました!次回テーマは“キーワードは“冬肌準備のスキンケア”です。

実りの秋本番、肌にとっての栄養とは?

秋本番の10月、 一気に気温が下がり肌寒さを感じるようになりました。日本神話では、日本中の神様が出雲に集まり会議を開く月なので、出雲以外の地域では神無月(かんなづき)と呼ばれますね。ちなみに神様が集まる出雲では神在月(かみありつき)と呼ばれます。例年であれば、運動会、秋祭り、北からは紅葉も始まり、レジャー・行楽には絶好の季節ですが、コロナ感染防止対策を意識しながら、楽しみと発散の機会を工夫してゆくことになるのでしょう。今回は、“秋本番のスキンケア” へのヒントをお届けします。 10月の肌環境キーワード!「乾燥」と「代謝不良」が肌力を衰えさせる   肌からの水分蒸散量と皮脂分泌量の変化イメージ 肌からの水分蒸散量が上昇し続け、乾燥へ一直線の季節です。肌にとって最後の砦とも言える皮脂分泌量も減少し続け、上記の図のように、これらがグラフ上で交差し、さらにその傾向に拍車がかかってゆきます。 気温が急に下がる日もある秋本番の10月。家でのルームウエアや寝具の衣替えが遅れて、冷えを感じる場面はありませんか?気候変化にカラダ・お肌がついていけず、血行不良を引き起こし代謝が衰え、くすみやゴワつき、肌荒れ、カサつきなど様々な肌の不調をきたす時期でもあります。 つまり、10月は、「乾燥」と「代謝不良」が重なり、肌力の衰えを引き起こし、肌老化(シワ・ハリ不足・たるみなど)が進みやすい時期と言えます。せっかくの化粧品の美容成分たちも、肌の基盤が揺らいでいては、十分にその効果を活かせません。 「保湿」と「代謝」にかかわる肌への栄養成分としての注目成分   ・保湿の王様!PGA(ポリグルタミン酸)納豆のネバネバ成分が由来のポリグルタミン酸は、アミノ酸の一種グルタミン酸が連なったもので、その保水力はヒアルロン酸の9倍との研究結果が報告されています。さらに、肌表面に膜をつくり、肌からの水分の蒸発も防いでくれる機能もあります。   ・代謝サポートへの整肌成分!GINKGO(イチョウ葉エキス)欧米にて認知症予防薬やサプリメントとして幅広く利用されてきたイチョウ葉エキスの最大の効能は血流促進と言われています。化粧品成分としても多様な効果効能の研究が行われていますが、肌状態を整え、正常な代謝を促す整肌成分として有用です。 肌にとって最も過酷な冬への備えの意味でも、肌力の衰えへのケアとして「保湿」と「代謝」を意識したスキンケアに取り組みましょう。 秋本番のスキンケアのヒントについてお届けしました!次回テーマは“キーワードは“冬肌準備のスキンケア”です。

マスク生活が続く「特別な秋」のスキンケア

マスク生活が続く「特別な秋」のスキンケア

梅雨明けが8月にずれ込み、記録的な長雨の後には猛暑に見舞われた今年の夏…猛暑も間もなくピークを迎え、徐々に秋を感じられる日々になってくるのではないでしょうか?秋を形容する言葉としては、スポーツの秋、実りの秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋など多々ありますが、気温、湿度も下がり始め、物事に打ち込みやすい季節だということですね。さて、3月より続いている「withコロナの暮らし」ですが、気分転換の意味でも、この秋に何か打ち込めるものを見つけて取り組んでみてはいかがでしょう?今回は、夏肌疲れを癒し、マスク生活が続く「特別な秋」のスキンケアにスポットをあてます。 秋。衰えた肌を癒し、肌環境の変化への対応力の回復へ! 夏~秋への季節の変わり目は、肌環境も大きく変化します。特に9月は、肌は夏疲れを引きずっている状態なので、気温の変化や乾燥に傾き始める肌への対応力も衰えがち。しっかり肌の夏疲れを癒し、肌環境の変化への対応力を回復させることが大切です。 マスク生活で肌に何が起きているのか? 今年は「withコロナの暮らし」の新しい生活様式で全国民的レベルでマスク着用が定着しています。とりわけ、このように長時間にわたるマスク生活は誰もが初めての経験で、マスクをしている部分としていない部分では肌環境が大きく異なっていることを、まず理解しましょう。 1.紫外線通常のマスク(不織布、綿、ウレタン)自体にUV防止処理などはされていませんが、マスクをしているだけでもある程度の紫外線防止効果はあります。つまり、マスクがかかっていない目もとから上の部分は紫外線に直接晒され、マスクをしている顔の下部は、紫外線から守られています。つまり、顔の上下で紫外線ストレスに大きな差がある状態です。 2.大気中の汚れ目もとから上は大気中の汚れが付着し、マスクをしている部分には汚れが殆ど付着しない状態です。この汚れストレスも顔の上下で大きな差があることになります。 3.温度差夏場の暑さの中でのマスクは、とにかくキツイですね。マスクに覆われた肌部分は体温によって熱がこもり温度が上がります。顔の上下の温度差という経験したことの無いストレスが肌を襲っています。 4.湿度差温度差に加えて、マスクに覆われた肌は、肌から蒸散した水分がこもり蒸れた状態となります。温度差同様に、顔の上下の湿度差も肌ストレスとなっています。マスクの内側は、蒸れとともにメイク汚れも起こしています。 続くマスク生活では目もとケアが重要! 目もとは紫外線、大気の汚れに晒され、マスクに覆われた部分との温度差・湿度差も加わり、肌細胞はどの環境に適合すれば良いのか迷ってしまいます。特に、デリケートゾーンの目もと肌はこれらストレスに対し敏感で、耐性も弱く、一気に目もとのエイジングが進行することに。ベーシックなスキンケアステップに、フェイスマスクや目もとケアの工程を入れ、まず、夏肌の疲れをしっかり癒してあげましょう。そして、マスク生活での目もとケアの大切さを認識し、日常のスキンケアに是非、目もとケアを取り入れてください。 マスク生活が続く「特別な秋」のスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“秋本番、肌にも栄養を!”です。

マスク生活が続く「特別な秋」のスキンケア

梅雨明けが8月にずれ込み、記録的な長雨の後には猛暑に見舞われた今年の夏…猛暑も間もなくピークを迎え、徐々に秋を感じられる日々になってくるのではないでしょうか?秋を形容する言葉としては、スポーツの秋、実りの秋、食欲の秋、芸術の秋、読書の秋など多々ありますが、気温、湿度も下がり始め、物事に打ち込みやすい季節だということですね。さて、3月より続いている「withコロナの暮らし」ですが、気分転換の意味でも、この秋に何か打ち込めるものを見つけて取り組んでみてはいかがでしょう?今回は、夏肌疲れを癒し、マスク生活が続く「特別な秋」のスキンケアにスポットをあてます。 秋。衰えた肌を癒し、肌環境の変化への対応力の回復へ! 夏~秋への季節の変わり目は、肌環境も大きく変化します。特に9月は、肌は夏疲れを引きずっている状態なので、気温の変化や乾燥に傾き始める肌への対応力も衰えがち。しっかり肌の夏疲れを癒し、肌環境の変化への対応力を回復させることが大切です。 マスク生活で肌に何が起きているのか? 今年は「withコロナの暮らし」の新しい生活様式で全国民的レベルでマスク着用が定着しています。とりわけ、このように長時間にわたるマスク生活は誰もが初めての経験で、マスクをしている部分としていない部分では肌環境が大きく異なっていることを、まず理解しましょう。 1.紫外線通常のマスク(不織布、綿、ウレタン)自体にUV防止処理などはされていませんが、マスクをしているだけでもある程度の紫外線防止効果はあります。つまり、マスクがかかっていない目もとから上の部分は紫外線に直接晒され、マスクをしている顔の下部は、紫外線から守られています。つまり、顔の上下で紫外線ストレスに大きな差がある状態です。 2.大気中の汚れ目もとから上は大気中の汚れが付着し、マスクをしている部分には汚れが殆ど付着しない状態です。この汚れストレスも顔の上下で大きな差があることになります。 3.温度差夏場の暑さの中でのマスクは、とにかくキツイですね。マスクに覆われた肌部分は体温によって熱がこもり温度が上がります。顔の上下の温度差という経験したことの無いストレスが肌を襲っています。 4.湿度差温度差に加えて、マスクに覆われた肌は、肌から蒸散した水分がこもり蒸れた状態となります。温度差同様に、顔の上下の湿度差も肌ストレスとなっています。マスクの内側は、蒸れとともにメイク汚れも起こしています。 続くマスク生活では目もとケアが重要! 目もとは紫外線、大気の汚れに晒され、マスクに覆われた部分との温度差・湿度差も加わり、肌細胞はどの環境に適合すれば良いのか迷ってしまいます。特に、デリケートゾーンの目もと肌はこれらストレスに対し敏感で、耐性も弱く、一気に目もとのエイジングが進行することに。ベーシックなスキンケアステップに、フェイスマスクや目もとケアの工程を入れ、まず、夏肌の疲れをしっかり癒してあげましょう。そして、マスク生活での目もとケアの大切さを認識し、日常のスキンケアに是非、目もとケアを取り入れてください。 マスク生活が続く「特別な秋」のスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“秋本番、肌にも栄養を!”です。

夏バテ肌対策としての夏肌癒しのスキンケア

夏バテ肌対策としての夏肌癒しのスキンケア

夏肌癒しのスキンケア 記録的な長い梅雨が続く今年…また、一向に収束の兆しが見られない新型コロナ感染拡大も重なって、今年は、私たちが経験したことの無い夏本番8月を迎えることになります。本来、レジャーや旅行でリフレッシュする季節ですが、GO TOトラベルも悩ましい感じで、自らリスク管理意識を高く保った行動が必要ですね。withコロナの新しい生活様式への試行錯誤が続くのでしょう。今回は、“夏肌癒しのスキンケア”にスポットをあてます。 夏バテ肌を誘因するキーワード「冷え」を理解する 夏バテと言えば、暑さが原因で倦怠感、疲労感、食欲不振などをきっかけに様々な体調不良を引き起こすことですが、最近の夏の暮らしは、暑さよりも「冷え」に注意が必要です。肌もカラダの一部なので、カラダの夏バテは肌の夏バテに直結します。「冷え」を意識した夏バテに陥らないライフスタイルの実践が、夏を乗り切るスキンケアとしても欠かせません。 1.冷房による「冷え」今どきの夏本番はエアコン環境が整い、暑さ対策としては快適そのもの。一方で、エアコン環境下では乾燥が進み、室内、車内ではカラダの「冷え」による血行不良、自律神経の乱れ、更には代謝不良を引き起こします。血液は、細胞へ栄養素を運び、また細胞から老廃物を受け取り排出する働きを担っていますので、「冷え」による血行不良は血液のこの働きを鈍らせます。自律神経の乱れは、特にストレス緩和や細胞再生のための良質な睡眠に導く副交感神経の働きを妨げます。 また、エアコンによる冷えと外気の暑さを行ったり来たりする寒暖差ストレスにより代謝不良を引き起こします。これら血行不良、自律神経の乱れ、代謝不良が、体調不良だけでなく肌細胞のターンオーバーを乱れさせ、肌老化やシミ・くすみなどの肌トラブルを助長させることに繋がります。 2. 食べ物・飲み物による「冷え」冷房によるカラダの「冷え」に加えて、冷たい食べ物や冷えた飲み物で更にカラダを冷やすことは避けましょう。胃腸や内臓を冷やしてしまい、機能低下を引き起こしてしまいます。もちろん、暑い一日のリフレッシュの瞬間として、キンキンに冷えたビールや飲み物でホッとする効果はありますのでNGと言うよりも、意識して温かい食べ物や飲みものを摂ることで、カラダを「冷え」から守りましょう。また、発汗による排出で、カラダの塩分やミネラル分が不足することも夏バテを促すことになります。塩分補給やミネラル分豊かな食材の摂取も大切です。 「冷え」対策としての、カラダを温めるライフスタイルを! 夏本番の8月こそ、「冷え」対策を意識したライフスタイルが夏肌を癒し、守ります。 エアコンによる「冷え」対策薄手のカーディガンなど羽織れるものを携帯し、「冷え」からカラダを守る習慣と睡眠中のエアコンの設定温度は28℃以上として、外気との温度差が大きくならないように意識しましょう。 カラダを温める食材の摂取ミネラルやアミノ酸の補給にも役立つワカメの味噌汁はこの時期最強の温め食材です。疲労回復の最強ビタミンB1を豊富に含む豚肉は、にんにく、生姜、玉ねぎとともに熱を加えるとビタミンB1の体への吸収が高まります。豚肉の生姜焼きは疲労回復の最強料理といえますね。 良質な睡眠へ誘う入浴ぬるめのお湯にゆっくりつかり、温熱効果で体温を上げ、発汗により老廃物を排出、美肌効果へ。リラックス効果に加え、入浴後、体温が下がることで眠気スイッチが入り、寝付きが良くなり良質な睡眠へ誘導されます。入浴中のお湯でのクレンジング・洗顔のあと、蒸しタオルでのスチーミングを加えてみてください。夏バテ肌の要因「冷え」対策としても効果的、また、その後の化粧水・美容液も肌へグングン入って行く感覚に包まれますよ! 夏バテ肌を放置すると、肌トラブルが重いものに、そして刻み込まれてしまいます。夏バテ肌の要因を理解して、予防的なスキンケアライフを実践しましょう! 夏バテ肌の要因「冷え」に着目したスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“秋への肌準備”です。

夏バテ肌対策としての夏肌癒しのスキンケア

夏肌癒しのスキンケア 記録的な長い梅雨が続く今年…また、一向に収束の兆しが見られない新型コロナ感染拡大も重なって、今年は、私たちが経験したことの無い夏本番8月を迎えることになります。本来、レジャーや旅行でリフレッシュする季節ですが、GO TOトラベルも悩ましい感じで、自らリスク管理意識を高く保った行動が必要ですね。withコロナの新しい生活様式への試行錯誤が続くのでしょう。今回は、“夏肌癒しのスキンケア”にスポットをあてます。 夏バテ肌を誘因するキーワード「冷え」を理解する 夏バテと言えば、暑さが原因で倦怠感、疲労感、食欲不振などをきっかけに様々な体調不良を引き起こすことですが、最近の夏の暮らしは、暑さよりも「冷え」に注意が必要です。肌もカラダの一部なので、カラダの夏バテは肌の夏バテに直結します。「冷え」を意識した夏バテに陥らないライフスタイルの実践が、夏を乗り切るスキンケアとしても欠かせません。 1.冷房による「冷え」今どきの夏本番はエアコン環境が整い、暑さ対策としては快適そのもの。一方で、エアコン環境下では乾燥が進み、室内、車内ではカラダの「冷え」による血行不良、自律神経の乱れ、更には代謝不良を引き起こします。血液は、細胞へ栄養素を運び、また細胞から老廃物を受け取り排出する働きを担っていますので、「冷え」による血行不良は血液のこの働きを鈍らせます。自律神経の乱れは、特にストレス緩和や細胞再生のための良質な睡眠に導く副交感神経の働きを妨げます。 また、エアコンによる冷えと外気の暑さを行ったり来たりする寒暖差ストレスにより代謝不良を引き起こします。これら血行不良、自律神経の乱れ、代謝不良が、体調不良だけでなく肌細胞のターンオーバーを乱れさせ、肌老化やシミ・くすみなどの肌トラブルを助長させることに繋がります。 2. 食べ物・飲み物による「冷え」冷房によるカラダの「冷え」に加えて、冷たい食べ物や冷えた飲み物で更にカラダを冷やすことは避けましょう。胃腸や内臓を冷やしてしまい、機能低下を引き起こしてしまいます。もちろん、暑い一日のリフレッシュの瞬間として、キンキンに冷えたビールや飲み物でホッとする効果はありますのでNGと言うよりも、意識して温かい食べ物や飲みものを摂ることで、カラダを「冷え」から守りましょう。また、発汗による排出で、カラダの塩分やミネラル分が不足することも夏バテを促すことになります。塩分補給やミネラル分豊かな食材の摂取も大切です。 「冷え」対策としての、カラダを温めるライフスタイルを! 夏本番の8月こそ、「冷え」対策を意識したライフスタイルが夏肌を癒し、守ります。 エアコンによる「冷え」対策薄手のカーディガンなど羽織れるものを携帯し、「冷え」からカラダを守る習慣と睡眠中のエアコンの設定温度は28℃以上として、外気との温度差が大きくならないように意識しましょう。 カラダを温める食材の摂取ミネラルやアミノ酸の補給にも役立つワカメの味噌汁はこの時期最強の温め食材です。疲労回復の最強ビタミンB1を豊富に含む豚肉は、にんにく、生姜、玉ねぎとともに熱を加えるとビタミンB1の体への吸収が高まります。豚肉の生姜焼きは疲労回復の最強料理といえますね。 良質な睡眠へ誘う入浴ぬるめのお湯にゆっくりつかり、温熱効果で体温を上げ、発汗により老廃物を排出、美肌効果へ。リラックス効果に加え、入浴後、体温が下がることで眠気スイッチが入り、寝付きが良くなり良質な睡眠へ誘導されます。入浴中のお湯でのクレンジング・洗顔のあと、蒸しタオルでのスチーミングを加えてみてください。夏バテ肌の要因「冷え」対策としても効果的、また、その後の化粧水・美容液も肌へグングン入って行く感覚に包まれますよ! 夏バテ肌を放置すると、肌トラブルが重いものに、そして刻み込まれてしまいます。夏バテ肌の要因を理解して、予防的なスキンケアライフを実践しましょう! 夏バテ肌の要因「冷え」に着目したスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“秋への肌準備”です。

夏本番のスキンケア

夏本番のスキンケア

7月に意識したい夏本番のスキンケア 例年であれば、梅雨明けとともに本格的な夏休みシーズンの始まりとなり、レジャーやアウトドアライフなどを楽しむ月ですが、今年は「withコロナ」として新しい生活様式の工夫が問われる中、皆さんはどの様な夏本番を迎えられるのでしょうか?今回は7月に意識したい夏本番のスキンケアにスポットをあてます。 梅雨明け前後で変わるスキンケアのポイント 梅雨明け前先月号「梅雨の季節のスキンケア」で触れたスキンケアの継続した取り組みが求められます。 ・多湿ゆえの発汗対策・メイク汚れ、皮脂汚れ対策・冷房の始まりによる乾燥対策・曇天の日も太陽光対策 梅雨明け後太陽光が降り注ぎ、真夏日(30℃以上)、猛暑日(35℃以上)を記録する日が多くなり、まさに夏本番に突入します。太陽光(紫外線、近赤外線)ケアは当然ですが注意したいのは、エアコンによる屋内と屋外の寒暖差ストレスと乾燥です。 エアコンに起因する“肌の冷房病!”(温度差・寒暖差ストレス&乾燥)にご注意! 自宅では、エアコンの冷房や除湿の本格的な出番となり、通勤時の車内も時にはギンギンにエアコンが効いて寒さを感じることがあります。一方で屋外にいるときは暑さが襲う。一日の中でも、猛烈な寒暖差ストレスが襲います。私たちのカラダは、暑い夏には発熱を抑制し、また、毛細血管が拡がり放熱しやすい体質へと自然と変化し、発汗により体温を下げようとします。一方で、冷房の効いた室内では毛細血管が開いた状態なため、放熱し過ぎで「冷え」が進み、屋外との寒暖差により自律神経の乱れを生じさせ、体温調節や発汗をうまく制御できなくなり、抵抗力の低下を招きます。結果として、「冷え」「だるさ」「頭痛」「食欲不振」「不眠」など、様々な不調に襲われることとなります。 肌状態と体調は切っても切れない関係なので、冷房病は肌の不調に直接的に結びつき、肌荒れ、ターンオーバーの乱れによるくすみ、肌老化の促進に繋がり易くなります。 また、エアコンによる乾燥にも注意しましょう。エアコンの冷房や除湿により室内の湿度は20%前後下がります。肌にとって最適な湿度は50~60%と言われていますので、エアコンによる湿度低下により、一気に肌が乾燥状態へ傾きます。エアコンに起因する温度差・寒暖差ストレスと乾燥の2大要因による肌不調“肌の冷房病”に注意してください。 “肌の冷房病”対策としては、エアコンの適切な温度設定(標準的には25~28℃)を心掛け、オフィス内や車内では、冷え対策として羽織れる薄手のカーディガンなどを携行し、「寒い」と感じたらスグに羽織ることを意識してください。 夏本番の太陽光対策はもちろんですが、見過ごしがちな夏の乾燥対策には「保湿」を意識したスキンケアを心がけましょう。 7月に意識したい夏本番のスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“夏肌癒しのスキンケア”です。

夏本番のスキンケア

7月に意識したい夏本番のスキンケア 例年であれば、梅雨明けとともに本格的な夏休みシーズンの始まりとなり、レジャーやアウトドアライフなどを楽しむ月ですが、今年は「withコロナ」として新しい生活様式の工夫が問われる中、皆さんはどの様な夏本番を迎えられるのでしょうか?今回は7月に意識したい夏本番のスキンケアにスポットをあてます。 梅雨明け前後で変わるスキンケアのポイント 梅雨明け前先月号「梅雨の季節のスキンケア」で触れたスキンケアの継続した取り組みが求められます。 ・多湿ゆえの発汗対策・メイク汚れ、皮脂汚れ対策・冷房の始まりによる乾燥対策・曇天の日も太陽光対策 梅雨明け後太陽光が降り注ぎ、真夏日(30℃以上)、猛暑日(35℃以上)を記録する日が多くなり、まさに夏本番に突入します。太陽光(紫外線、近赤外線)ケアは当然ですが注意したいのは、エアコンによる屋内と屋外の寒暖差ストレスと乾燥です。 エアコンに起因する“肌の冷房病!”(温度差・寒暖差ストレス&乾燥)にご注意! 自宅では、エアコンの冷房や除湿の本格的な出番となり、通勤時の車内も時にはギンギンにエアコンが効いて寒さを感じることがあります。一方で屋外にいるときは暑さが襲う。一日の中でも、猛烈な寒暖差ストレスが襲います。私たちのカラダは、暑い夏には発熱を抑制し、また、毛細血管が拡がり放熱しやすい体質へと自然と変化し、発汗により体温を下げようとします。一方で、冷房の効いた室内では毛細血管が開いた状態なため、放熱し過ぎで「冷え」が進み、屋外との寒暖差により自律神経の乱れを生じさせ、体温調節や発汗をうまく制御できなくなり、抵抗力の低下を招きます。結果として、「冷え」「だるさ」「頭痛」「食欲不振」「不眠」など、様々な不調に襲われることとなります。 肌状態と体調は切っても切れない関係なので、冷房病は肌の不調に直接的に結びつき、肌荒れ、ターンオーバーの乱れによるくすみ、肌老化の促進に繋がり易くなります。 また、エアコンによる乾燥にも注意しましょう。エアコンの冷房や除湿により室内の湿度は20%前後下がります。肌にとって最適な湿度は50~60%と言われていますので、エアコンによる湿度低下により、一気に肌が乾燥状態へ傾きます。エアコンに起因する温度差・寒暖差ストレスと乾燥の2大要因による肌不調“肌の冷房病”に注意してください。 “肌の冷房病”対策としては、エアコンの適切な温度設定(標準的には25~28℃)を心掛け、オフィス内や車内では、冷え対策として羽織れる薄手のカーディガンなどを携行し、「寒い」と感じたらスグに羽織ることを意識してください。 夏本番の太陽光対策はもちろんですが、見過ごしがちな夏の乾燥対策には「保湿」を意識したスキンケアを心がけましょう。 7月に意識したい夏本番のスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“夏肌癒しのスキンケア”です。

梅雨の季節のスキンケア

梅雨の季節のスキンケア

梅雨の季節は、スキンケアの工夫が必要 6月…沖縄は既に5月に梅雨入りし、その他地域も例年であれば6月中旬頃より梅雨入りして行くのですが、今年の梅雨入りはどうなるのでしょうか?地球温暖化による気候変動が続く中、梅雨入りの時期も、また、集中豪雨などの激しい気象も懸念されます。 また、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言も解除される一方で、“新しい生活様式”の実践が求められる中、皆さんの生活スタイルも変化しているのではないでしょうか?今回は、梅雨入り後に工夫したいスキンケアにスポットをあてます。 梅雨入り後に一変する肌環境 1.多湿、そして発汗「不快指数」との言葉がありますが、湿度が75%を超えると過半数の人が不快感を感じると言われます。昨年の6月の東京の例では、1か月の3分の2以上が75%以上の湿度で、不快な日々が続いたことがわかります。湿度が高いことは、保湿の意味では肌にとって良い環境なのですが、発汗もしやすくなります。汗はこまめにふき取りながら、洗顔で洗い流し、汗となって排出された水分・ミネラル類を補給することが汗対策としてのスキンケアを意識して取り入れましょう。 2.気温上昇、そして皮脂分泌気温・湿度の上昇とともに皮脂分泌量も増えてゆく6月は、皮脂汚れにも注意が必要です。皮脂汚れは、発汗にともなう老廃物も混ざってニキビを生み出したり、肌のキメの乱れによるくすみ、また、角質のターンオーバーを乱れさせ、肌がゴワつく角質肥厚という状態を引き起こすおそれもあります。ターンオーバーが乱れた状態の角質は紫外線により生まれるメラニンも溜め込んでしまいくすみ・シミの原因となります。肌の汚れに起因した様々な肌トラブルの危険度が6月はとても高いです。 3.冷房の始まり、乾燥が襲う交通機関や屋内での冷房や除湿が始まります。外気の湿度は高いのに車内や室内ではエアコンによる乾燥状態へ。一日の中でも揺れ動く湿度差は肌にとってもストレスとなります。その対策としての保湿ケアも意識しましょう。 4.紫外線、曇天でも油断しない晴天の日は、最大級の紫外線ケアが必要ですが、曇天の日でも、光老化の原因と言われる紫外線A波は年間最大量の水準で降り注ぎます。曇りの日でも決して油断しないでください。 梅雨の季節のスキンケア 気温・湿度の上昇とともに皮脂分泌量も増えてゆく6月は、正しいクレンジング・洗顔を意識しましょう! クレンジング皮脂汚れもメイク汚れも油分の多い汚れです。油分を水分の中にしっかり溶け込ませることを乳化と言いますが、ゴシゴシ落とすのではなく、汚れを浮き立たせ肌表面で乳化させるというクレンジングが、肌負担が無いクレンジンングであるとアクシージアは考えます。皮脂の出やすいTゾーン⇒Uゾーンから始め、目もと周りへ、最後にお顔全体の汚れを浮き立たせ乳化させましょう。 洗顔泡立てネットを使い、少量のぬるま湯か水でもっちりとしたホイップクリームのように泡立つタイプの洗顔料を選びましょう。衣類の洗剤のように、泡がはじけるときの泡力が角質内の汚れにも再アプローチしてくれます。化学的な洗浄成分より肌負担が少なく、かつ、しっかり洗い上げてくれる泡力で、クレンジングで浮き立たせ乳化させた汚れを洗い上げます。 梅雨の季節…6月の気候や肌環境に応じたスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“夏本番のスキンケア”です。

梅雨の季節のスキンケア

梅雨の季節は、スキンケアの工夫が必要 6月…沖縄は既に5月に梅雨入りし、その他地域も例年であれば6月中旬頃より梅雨入りして行くのですが、今年の梅雨入りはどうなるのでしょうか?地球温暖化による気候変動が続く中、梅雨入りの時期も、また、集中豪雨などの激しい気象も懸念されます。 また、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言も解除される一方で、“新しい生活様式”の実践が求められる中、皆さんの生活スタイルも変化しているのではないでしょうか?今回は、梅雨入り後に工夫したいスキンケアにスポットをあてます。 梅雨入り後に一変する肌環境 1.多湿、そして発汗「不快指数」との言葉がありますが、湿度が75%を超えると過半数の人が不快感を感じると言われます。昨年の6月の東京の例では、1か月の3分の2以上が75%以上の湿度で、不快な日々が続いたことがわかります。湿度が高いことは、保湿の意味では肌にとって良い環境なのですが、発汗もしやすくなります。汗はこまめにふき取りながら、洗顔で洗い流し、汗となって排出された水分・ミネラル類を補給することが汗対策としてのスキンケアを意識して取り入れましょう。 2.気温上昇、そして皮脂分泌気温・湿度の上昇とともに皮脂分泌量も増えてゆく6月は、皮脂汚れにも注意が必要です。皮脂汚れは、発汗にともなう老廃物も混ざってニキビを生み出したり、肌のキメの乱れによるくすみ、また、角質のターンオーバーを乱れさせ、肌がゴワつく角質肥厚という状態を引き起こすおそれもあります。ターンオーバーが乱れた状態の角質は紫外線により生まれるメラニンも溜め込んでしまいくすみ・シミの原因となります。肌の汚れに起因した様々な肌トラブルの危険度が6月はとても高いです。 3.冷房の始まり、乾燥が襲う交通機関や屋内での冷房や除湿が始まります。外気の湿度は高いのに車内や室内ではエアコンによる乾燥状態へ。一日の中でも揺れ動く湿度差は肌にとってもストレスとなります。その対策としての保湿ケアも意識しましょう。 4.紫外線、曇天でも油断しない晴天の日は、最大級の紫外線ケアが必要ですが、曇天の日でも、光老化の原因と言われる紫外線A波は年間最大量の水準で降り注ぎます。曇りの日でも決して油断しないでください。 梅雨の季節のスキンケア 気温・湿度の上昇とともに皮脂分泌量も増えてゆく6月は、正しいクレンジング・洗顔を意識しましょう! クレンジング皮脂汚れもメイク汚れも油分の多い汚れです。油分を水分の中にしっかり溶け込ませることを乳化と言いますが、ゴシゴシ落とすのではなく、汚れを浮き立たせ肌表面で乳化させるというクレンジングが、肌負担が無いクレンジンングであるとアクシージアは考えます。皮脂の出やすいTゾーン⇒Uゾーンから始め、目もと周りへ、最後にお顔全体の汚れを浮き立たせ乳化させましょう。 洗顔泡立てネットを使い、少量のぬるま湯か水でもっちりとしたホイップクリームのように泡立つタイプの洗顔料を選びましょう。衣類の洗剤のように、泡がはじけるときの泡力が角質内の汚れにも再アプローチしてくれます。化学的な洗浄成分より肌負担が少なく、かつ、しっかり洗い上げてくれる泡力で、クレンジングで浮き立たせ乳化させた汚れを洗い上げます。 梅雨の季節…6月の気候や肌環境に応じたスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“夏本番のスキンケア”です。

新緑の5月、夏肌の準備を。

新緑の5月、夏肌の準備を。

まばゆいばかりの新緑の5月、夏に向けて準備を。 まばゆいばかりの新緑に、草木たちの生命力を感じる5月。気候的にも気温・湿度ともに一年の中で最も快適なのですが、残念ながら今年は、新型コロナウィルス対策としての自粛の日々が続くものと思います。子供の日(端午の節句)、母の日、新茶(一番茶)の茶摘みの時期でもあり、歳時記としてもイベントの多い時期なので、ご自宅中心の生活の中でも、季節を実感できる工夫をして、楽しく過ごしたいですね。今回は、“夏肌に備える睡眠美容”にスポットをあてます。 5月の肌環境は「快適と安定」 昨年2019年5月の東京の気象データでは、平均気温20℃、平均湿度65%で快適でした。気温・湿度の面では、肌負担もなく、肌環境としては、「快適と安定」の季節と言えますが、肌を襲う太陽光の水準は年間最高値となります。晴天の多い快適な気候の5月に、唯一警報レベルで気をつけたいのは太陽光対策となります。肌の露出が増えて行くこの時期、日焼け止めに加えて、日傘、帽子、薄手の長袖カーディガンなどによる太陽光対策を取り入れましょう! 生活リズムの変化にも注意! 「春眠暁を覚えず」… この時期、寝起きが悪く、眠気に誘われるのはなぜでしょう?本来の意味は、夜が明けて日が昇っても気がつかないほどに心地よく眠ってしまっていたという、うららかな春の気分の歌です。一方、日本では、4月は新年度の始まりで、入学、入社、異動など生活スタイルが変化し、ストレスを感じがちで、眠りが浅くなりやすく寝起きが悪くなるとも言われます。つい寝過ぎてしまうと、寝起きの悪さにつながり、日中でも眠気に襲われたりすることになります。このような状態は美容の面でも避けたいところです。 また今年は、自粛やテレワークなどで生活のリズムが一変したことによる不調を感ずる方も多いのではないでしょうか?生活のリズムだけでなく、食生活が大きく変化したりしていませんか?生活様式の変化にカラダが追い付いて行けないと様々な体調の不調となってあらわれます。 大切なのは良質な睡眠と目覚め、そして生活のリズム 生活リズムを崩さない工夫として、就寝前の入浴でしっかり心身を癒す意味で、好みの香りの入浴剤を使い、寝付きを良くし、寝室は朝日が室内に入りやすい状態にするのも良いかもしれません。朝日の力でスッキリ目覚めることも効果的です。また、睡眠は一日の疲れを癒すだけでなく、睡眠中は成長ホルモンが分泌され細胞の成長と修復に働きかける大切な時間です。 美肌のためのゴールデンタイムとは? 眠りについた3~4時間の間に成長ホルモンの分泌が盛んになることから、夜10時~深夜2時が、美肌のためのゴールデンタイムとかエンジェルタイムと呼ばれることがあります。夜10時に就寝する方は少ないかもしれませんが、眠りはじめの睡眠の質を高めることが大切です。成長ホルモンの分泌が増え、細胞の修復や再生の働きが盛んになることから、睡眠こそ最強のスキンケアと言われるゆえんです。遅くとも日付が変わる前に就寝し、毎日決まった時刻にベッドに入る生活を心がけましょう。 ゴールデンタイムには成長ホルモンをカラダの隅々まで届けるために血流量も増加します。就寝前に、基礎化粧品による肌全体のお手入れはもちろんのこと、目尻や口周りといったデリケートな部分にたっぷりと美容成分を塗っておくと血流に乗って肌への浸透も高まってくれるはず。良質な睡眠と、スッキリ目覚めが免疫力を高めることにもつながり、美容と健康にも効果的です。睡眠美容習慣で、夏肌への備えも万全にしましょう! 今年の5月に心がけたい、夏肌に備える睡眠美容をお届けしました!次回テーマは“梅雨の季節のスキンケア”です。

新緑の5月、夏肌の準備を。

まばゆいばかりの新緑の5月、夏に向けて準備を。 まばゆいばかりの新緑に、草木たちの生命力を感じる5月。気候的にも気温・湿度ともに一年の中で最も快適なのですが、残念ながら今年は、新型コロナウィルス対策としての自粛の日々が続くものと思います。子供の日(端午の節句)、母の日、新茶(一番茶)の茶摘みの時期でもあり、歳時記としてもイベントの多い時期なので、ご自宅中心の生活の中でも、季節を実感できる工夫をして、楽しく過ごしたいですね。今回は、“夏肌に備える睡眠美容”にスポットをあてます。 5月の肌環境は「快適と安定」 昨年2019年5月の東京の気象データでは、平均気温20℃、平均湿度65%で快適でした。気温・湿度の面では、肌負担もなく、肌環境としては、「快適と安定」の季節と言えますが、肌を襲う太陽光の水準は年間最高値となります。晴天の多い快適な気候の5月に、唯一警報レベルで気をつけたいのは太陽光対策となります。肌の露出が増えて行くこの時期、日焼け止めに加えて、日傘、帽子、薄手の長袖カーディガンなどによる太陽光対策を取り入れましょう! 生活リズムの変化にも注意! 「春眠暁を覚えず」… この時期、寝起きが悪く、眠気に誘われるのはなぜでしょう?本来の意味は、夜が明けて日が昇っても気がつかないほどに心地よく眠ってしまっていたという、うららかな春の気分の歌です。一方、日本では、4月は新年度の始まりで、入学、入社、異動など生活スタイルが変化し、ストレスを感じがちで、眠りが浅くなりやすく寝起きが悪くなるとも言われます。つい寝過ぎてしまうと、寝起きの悪さにつながり、日中でも眠気に襲われたりすることになります。このような状態は美容の面でも避けたいところです。 また今年は、自粛やテレワークなどで生活のリズムが一変したことによる不調を感ずる方も多いのではないでしょうか?生活のリズムだけでなく、食生活が大きく変化したりしていませんか?生活様式の変化にカラダが追い付いて行けないと様々な体調の不調となってあらわれます。 大切なのは良質な睡眠と目覚め、そして生活のリズム 生活リズムを崩さない工夫として、就寝前の入浴でしっかり心身を癒す意味で、好みの香りの入浴剤を使い、寝付きを良くし、寝室は朝日が室内に入りやすい状態にするのも良いかもしれません。朝日の力でスッキリ目覚めることも効果的です。また、睡眠は一日の疲れを癒すだけでなく、睡眠中は成長ホルモンが分泌され細胞の成長と修復に働きかける大切な時間です。 美肌のためのゴールデンタイムとは? 眠りについた3~4時間の間に成長ホルモンの分泌が盛んになることから、夜10時~深夜2時が、美肌のためのゴールデンタイムとかエンジェルタイムと呼ばれることがあります。夜10時に就寝する方は少ないかもしれませんが、眠りはじめの睡眠の質を高めることが大切です。成長ホルモンの分泌が増え、細胞の修復や再生の働きが盛んになることから、睡眠こそ最強のスキンケアと言われるゆえんです。遅くとも日付が変わる前に就寝し、毎日決まった時刻にベッドに入る生活を心がけましょう。 ゴールデンタイムには成長ホルモンをカラダの隅々まで届けるために血流量も増加します。就寝前に、基礎化粧品による肌全体のお手入れはもちろんのこと、目尻や口周りといったデリケートな部分にたっぷりと美容成分を塗っておくと血流に乗って肌への浸透も高まってくれるはず。良質な睡眠と、スッキリ目覚めが免疫力を高めることにもつながり、美容と健康にも効果的です。睡眠美容習慣で、夏肌への備えも万全にしましょう! 今年の5月に心がけたい、夏肌に備える睡眠美容をお届けしました!次回テーマは“梅雨の季節のスキンケア”です。