秋の答えは「やめる」ではなく「日常用に切り替える」
日焼け止めは「◯月でおしまい」と期限を切るものではなく、季節に合わせて強さを切り替えるのが基本の考え方です。紫外線は秋や冬もゼロにはならないとされているため、夏用の高い数値から、日常用のSPF10〜30・PA++前後に切り替えるのが現実的な答えです。
つまり9月・10月にやめる必要はありませんが、夏と同じ強さを続ける必要もありません。「軽くする」がちょうどいい落としどころです。
なぜ秋冬もゼロにしないのか
紫外線のうち、肌の表面に急な変化を起こすUVBは夏にピークがありますが、UVAは季節による変動が比較的ゆるやかで、秋冬も一定量が届くとされています。UVAは窓ガラスも通り抜けやすいとされるタイプです。
だからこそ「夏だけ全力、秋からゼロ」より、「一年を通して日常用をベースに、夏だけ強化」のほうが理にかなっています。
季節×場面の切り替え表
時期・場面 |
目安 |
|---|---|
9〜10月の日常(通勤・買い物) |
日常用SPF10〜30・PA++前後に切り替え |
秋の行楽・スポーツ観戦など長時間の屋外 |
SPF30〜50・PA+++前後+塗り直し(夏と同じ考え方) |
冬の日常 |
日常用でOK。SPF入り下地やUV乳液で済ませるのも現実的 |
冬のレジャー(雪山など) |
雪面の照り返しが強いとされるため、高めの数値+塗り直し |
数値の読み方は「日焼け止めのSPF・PAの見方:数字が大きいほどいいの?」、UV乳液や下地で済ませる選択肢は「日焼け止めは室内でも必要?窓際・在宅の日の考え方と量の目安」でも触れています。

秋からは「軽い1本」が毎日の相棒に
夏用の残りはどうする?
使いかけの夏用日焼け止めは、来年に持ち越すより今シーズン中に使い切るのが基本です。開封後の目安や保管の考え方は「去年の日焼け止めは今年も使える?見分け方と使い切りの目安、保管のコツ」で詳しく解説しています。屋外で長く過ごす日用として秋も出番を作れば、無理なく使い切れます。
よくある疑問Q&A
Q1. 曇りや雨の多い季節も塗る意味はありますか?
A. 曇りの日も紫外線はゼロにならないとされています。日常用の軽いものを朝の習慣にしておけば、天気ごとに判断する手間がなくなります。
Q2. 秋冬は下地やUV乳液だけでもいいですか?
A. 日常の範囲なら現実的な選択です。屋外で長く過ごす日だけ日焼け止めを足す、という使い分けが続けやすい形です。
Q3. 塗り直しも秋冬は必要ですか?
A. 屋外で長く過ごす日は季節を問わず2〜3時間おきが一般目安です。日常の範囲なら、朝の1回で過ごす方が多いのが実情です(表示優先)。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医などに相談してください。
まとめ:日焼け止めはいつまで?
- 「いつまで」ではなく「切り替え」。秋からは日常用SPF10〜30・PA++前後へ
- 紫外線は秋冬もゼロにならないとされる。特にUVAは季節変動がゆるやか
- 長時間の屋外だけは季節を問わず夏と同じ考え方(強め+塗り直し)
- 夏用の残りは今シーズン中に使い切る。来年への持ち越しは避ける



