リップクリームは「方向」と「タイミング」で心地よさが変わる
リップクリームは、唇の縦じわに沿って「縦方向」に塗るのが基本です。横に強くすべらせるより、縦じわの溝までうるおいが行き渡りやすく、唇への摩擦も抑えられます。
タイミングは「落ちたら塗り直す」が基本線。食事のあと、歯磨きのあと、そして乾燥が気になる季節は寝る前の1回が特に活躍します。
なぜ「縦方向」なのか
唇の縦じわは、その名のとおり縦に走っています。横方向に塗ると、縦じわの溝を飛び越えて表面だけを往復しやすく、力も入りがち。縦じわに沿って小さく動かすと、溝に沿ってなじみ、こする回数も減らせます。
スティックタイプは、使う前に唇の体温でひと呼吸なじませるように軽く当ててから動かすと、かたいまま強くこするのを避けられます。
タイミング別:塗り方の目安
タイミング |
ポイント |
|---|---|
朝(メイク前) |
洗顔・スキンケア後に1回。口紅を使う日は下地代わりに薄く |
食事・歯磨きのあと |
落ちたぶんを塗り直す。ティッシュで軽く押さえてから塗るとムラになりにくい |
日中の乾燥が気になったとき |
回数に厳密な決まりはないが、塗りすぎより「落ちたら塗る」を目安に |
寝る前 |
乾燥の季節はやや厚めに。夜の間のうるおいキープに |
寝る前のスキンケアの流れは「夜のスキンケアの順番は5ステップ|クレンジング→クリームの基本の流れ」、乾燥の季節の習慣づくりは「髪の静電気を抑えるには?乾燥の季節の応急対処と予防の習慣」でも紹介しています。

スティックは体温でなじませてから。かたいまま強くこすらない
やりがちなNGと直し方
- 横方向にゴシゴシ塗る → 縦じわに沿って小さく動かす
- 唇をなめて湿らせてから塗る → 水分が蒸発するときにかえって乾きやすいとされる。そのまま塗ってOK
- 皮をはがしてから塗る → 摩擦と刺激のもと。気になるときもはがさない
- 塗る回数を極端に増やす → 「落ちたら塗る」で十分。塗る動作自体も摩擦になる
よくある疑問Q&A
Q1. リップクリームは1日に何回まで塗っていいですか?
A. 厳密な上限はありませんが、「落ちたら塗り直す」が目安です。食後・歯磨き後・寝る前で1日3〜5回程度に自然と収まる方が多いはずです(商品の表示があれば表示優先)。
Q2. 口紅の前に塗ってもいいですか?
A. 薄く塗ってなじませてから口紅に進むと、口紅のすべりが良くなります。塗りすぎるとヨレのもとになるため、ティッシュで軽く押さえてからが基本です。
Q3. 冬しか使わないリップクリーム、去年のものは使えますか?
A. 未開封なら表示がない場合およそ3年、開封済みならワンシーズンで使い切るのが手堅い判断です。においや質感が変わっていたら使用をやめてください。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医などに相談してください。
まとめ:リップクリームの塗り方
- 縦じわに沿って「縦方向」に、やさしく塗るのが基本
- タイミングは「落ちたら塗り直す」。食後・歯磨き後・寝る前が定番
- 寝る前は乾燥の季節の要。やや厚めでうるおいキープ
- なめてから塗る・皮をはがす・横ゴシゴシはNG



