乾燥の季節の静電気は「水分か油分を少量足す」が応急の基本
髪の静電気は、その場では「水分か油分を少量足す」ことで収まりやすくなります。ヘアミルクを米粒ほど毛先になじませる、軽く湿らせた手のひらで表面をおさえる——どちらも数十秒でできる応急対処です。
そして繰り返さないためには、乾燥対策が本丸。髪の保湿・道具の素材・乾かし方の3つを見直すと、静電気の起きにくい状態を保ちやすくなります。
なぜ秋冬に静電気が起きやすいのか
静電気は「乾燥」と「摩擦」の組み合わせで起きます。空気が乾く季節は電気が逃げにくく、そこにブラッシングやニット・マフラーの摩擦が重なると、髪に電気がたまりやすくなります。
特に乾燥した髪ほど帯電しやすいとされているため、「広がる髪」はそれ自体が髪のうるおい不足のサインでもあります。
今すぐ収めたいときの応急対処3つ
対処 |
やり方 |
|---|---|
ヘアミルクを少量 |
米粒ほどを手のひらでよく伸ばし、広がる毛先だけになじませる。つけすぎ注意 |
湿らせた手でおさえる |
手のひらを軽く湿らせ、髪の表面をなでるようにおさえる。外出先での応急に |
ハンドクリームの残り |
手に塗ったあとの薄い残りを毛先にすべらせる。出先でミルクがないときの代用 |

ブラシは木製や獣毛など、帯電しにくい素材が味方
繰り返さないための予防の習慣
- 乾かす前のヘアミルクで毛先の保湿を習慣に(タオルドライ後が基本のタイミング)
- プラスチックのブラシは帯電しやすいとされるため、木製や獣毛のブラシに替えてみる
- ヘアアイロンの温度を上げすぎない(毎日使いは140〜160℃目安)。熱による乾燥は帯電のもと
- ニットやマフラーの日は、仕上げに毛先へ油分をひとなでしておくと摩擦の影響を受けにくい
ヘアミルクの量とタイミングは「ヘアミルクの使い方:量の目安とつけるタイミング、乾いた髪との使い分け」、アイロンの温度は「ヘアアイロンは毎日使っていい?傷みにくい温度と3つの工夫」で詳しく解説しています。
よくある疑問Q&A
Q1. 静電気防止スプレーは使ったほうがいいですか?
A. 市販の静電気対策品は表示どおりに使えば選択肢のひとつです。ただ、手持ちのヘアミルクやハンドクリームでも同じ「油分・水分を足す」対処ができるので、まずは持っているもので試すのが手軽です。
Q2. 朝のブラッシングのときだけ静電気がひどいのですが?
A. 寝ている間の枕との摩擦と、朝の乾燥した髪が重なるためとされています。ブラッシング前に毛先へミルクを少量なじませる、枕カバーを綿やシルクなど滑りのよい素材にする、という2点で変わりやすくなります。
Q3. ワックスでも静電気は抑えられますか?
A. 仕上げの油分として役立ちますが、広がり全体を落ち着かせるならミルクのほうが向いています。ワックスを使う日の順番は「ヘアワックスをつける順番:アイロン・ヘアミルクとのタイミング」でまとめています。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医などに相談してください。
まとめ:髪の静電気対策
- 応急は「水分か油分を少量」:ミルク米粒ほどを毛先に、または湿らせた手でおさえる
- 本丸は乾燥対策:乾かす前のヘアミルクを習慣にする
- 道具も見直す:ブラシは木製・獣毛、アイロンは140〜160℃目安
- ニット・マフラーの季節は、仕上げの油分ひとなでで摩擦に備える




