2023年を振り返る

2023年を振り返り、12月に意識すべきスキンケアを解説。雪景色とイルミネーションが、年の締めくくりと冬の肌ケアを象徴するヘッダー。

2023年を振り返ると、5月に新型コロナが「5類」へ変更されインフルエンザと同じ扱いとなったことで、世界的にもAfterコロナ・withコロナの新時代に移行することとなりました。旅行先としての日本人気が高まり、来日されるインバウンド客はコロナ前の水準を上回り、観光地では、オーバーツーリズムの問題が発生しているような状況です。一方、8月24日の福島第一原発での処理水の海洋放出を契機に、中国政府による日本の海産物の輸入禁止措置が取られ、海産物のみならず日本製品の中国向け輸出が大きな影響を受けるなど、予期せぬ事態に陥りました。世界に目を向けるとウクライナ戦争は膠着状態で、さらに10月にはパレスチナ・ハマスとイスラエルによる紛争が始まるなど、来年に向けて国際政治・国際経済は不透明な状態が続くであろう1年の締めくくりとなりました。皆さんにとって、2023年はどのような1年であったでしょうか?

今回は1年の締めくくりとしての振り返りと12月に意識したいスキンケアについてお届けしたいと思います。


2023年の肌環境を振り返る

2023年11月までの東京の気象データ推移から今年の肌環境を振り返ってみます。
特徴的なのは、夏(6月~8月)の気温が過去最高水準となり9月以降10月にかけてその傾向が続いたことです。11月に入っても20℃を超える日が何度もあったりと、まさに「地球温暖化」を感ずる日々でした。季節外れの桜の開花がニュースになったりと、植物も季節を勘違いするような気候でした。

一方、最近(11月下旬)では、北日本に猛烈な寒気が入り込み、早々に大量の積雪を記録するなど、地域によっては秋を通り越して一気に真冬に突入したような気候となっています。我々人間にとっても、肌にとっても、季節を勘違いしてしまうような気候とも言え、今までとは肌の調子や状態が違うと感じている方もおられるのではないでしょうか?気温、湿度共に下がり続ける12月に入り、例年並みの「冬」の気候にシフトしてゆくことを期待したいところです。

2023年東京の気候データグラフ。異常な高温と続く乾燥が肌疲れを招くため、冬本番の正しいスキンケアが重要であることを示す。


1年の締めくくり、12月に意識したいスキンケア

2023年、今年の気象状況を踏まえて、冬本番に突入する12月に意識したいスキンケアとして3つのポイントをお伝えします。

1.暑さが続いた夏から秋→夏肌疲れが残っている可能性

植物が季節を間違えてしまうように、肌細胞も季節の移行を正確に捉えることが出来ず夏肌疲れを引きずっている懸念があります。夏以降、くすみ、ニキビ、吹き出物、肌荒れ、毛穴開きなどが気になっている方は、マイルドなクレンジング・洗顔製品を使用し、お肌のベーシックなケアに心がけましょう。

2.寒暖差が激しいと予想されるこれからの冬への備え

今年の秋から現在に至るまで、寒暖差が激しい日が多く、それがストレスとなり肌の代謝不良によるトラブル(肌荒れ、ハリのなさ、ゴワつき、たるみなど)が懸念されます。肌トラブルに応じた美容液の選択も意識しましょう。

3.外気の乾燥+室内の暖房による乾燥。(ダブル)で乾燥が襲う冬本番がスタート

外気の乾燥に加え、暖房による室内の湿度は外気の半分程度まで下がってしまいます。肌の大敵である乾燥対策として保湿効能の高いジェルやクリームでしっかり肌への潤いを補いましょう。


オススメのエイジングケア美容ライフ

前月は「自然(生理的)老化」とそれを助長する要因である「酸化ストレス」「光老化」「糖化」について触れました。

今回はそれらのケアに繋がるオススメの美容ライフについてお伝えします。
年齢に伴う肌老化に抗うことはできません。ただ、個人差があるように、その老化スピードのコントロールにつながるライフスタイルのあり方として5つのポイントを取り上げます。

1.ストレスから肌を守り潤いをしっかり与えるスキンケア

美肌の基本ともいえるクレンジング・洗顔は、マイルドな処方製品を選び、優しく洗いあげる習慣を身に付けましょう。正しいクレンジング・洗顔がその後の化粧水以降のステップのスキンケア製品の効能の発揮に繋がります。仕上げのジェルやクリームもステップから外さずことなく実行しましょう。化粧水・美容液効果に蓋をし、また、年齢とともに衰える皮脂分泌を補って外的ストレスから肌を守るバリア機能も強化してくれます。つまり、スキンケアを怠らないことが酸化ストレスからも肌を守り、自然(生理的)な肌老化をコントロールすることに繋がります。

2.美容を意識した食生活

3食をしっかり摂り、偏食にならないバランスの良い食事は美容ライフとして欠かせません。 ごはん、パン、麺類などの炭水化物は「糖質」として生体活動のエネルギー源となりますが、余分な糖質は脂肪の基となったり糖化の引き金ともなるので摂り過ぎには禁物です。肉、魚、卵、乳製品などの「タンパク質」は、アミノ酸となって筋肉をはじめ、内臓などの成分となり、ホルモンや酵素、免疫細胞も作り出す優れものですので、肌細胞にとっても欠かせません。副菜として摂取される野菜、海藻などに豊富に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維は肌細胞の再生を助け腸内環境を整えてくれます。特に「抗酸化力」の高い成分を含む食材(※表1)を食事の中にバランス良く取り入れることが酸化ストレスによる老化予防に役立ちます。

糖化ケアの視点では、味噌・納豆・ヨーグルトなどの発酵食品にはAGEs(最終糖化物質)の生成を阻害することが報告されており、食生活に習慣的に取り入れることがオススメです。

また、食事の際にサラダなどの野菜から食すことで血糖値の急激な上昇を抑えることが報告されており、意識されてはどうでしょう?

表1 抗酸化成分を含む食材

抗酸化成分を含む食材の一覧表。ポリフェノールやビタミンを食事に取り入れ、酸化ストレスから肌を守るエイジングケア美容法を提案。

3.運動習慣

運動習慣は基礎代謝を高めるとともに糖化や肥満の要因となるブドウ糖を消化してくれます。食生活に習慣的に取り入れることがオススメです。

4.睡眠

睡眠中には、一日の疲れを癒しカラダの再生する「メラトニン」と「成長ホルモン」という代謝や免疫機能を活性化するホルモンが分泌される重要な時間と言えます。寝不足が続くとAGEsの排出が阻害され、糖化も進んでしまいます。6時間以上の睡眠を確保しましょう。

5.光老化対策

日焼け止めは、年間を通じて使用することを意識し、太陽光に直接肌が触れる機会を防ぐ工夫(日傘、サングラス、長袖お羽織など)など、光老化対策を徹底しましょう。

1年の締めくくりとしての振り返りと12月に意識したいスキンケアについてお届けしました。

次回のテーマは「2024年のスキンケアカレンダー」をお伝えします。

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  • 猫っ毛・太い髪・ダメージ毛…髪質別ヘアアイロンの使い方

    「自分の髪質に合ったヘアアイロンの使い方が分からない」「ヘアアイロンを使っても、すぐにスタイルが崩れてしまう…」そんなお悩みはありませんか?髪質に合ったヘアアイロンの使い方を知っていれば、サロン帰りのような美しい仕上がりを自宅で簡単に実現できます。この記事では、髪質別のヘアアイロンの適正温度や、おすすめのスタイリングをご紹介します。   髪質に合ったヘアアイロン使いがスタイリングの決め手 ヘアアイロンは、短時間で理想のヘアスタイルを実現する便利なアイテムです。しかし、間違った使い方や髪質に合わない温度設定では、スタイリングがうまくいかないだけでなく、髪のダメージを進行させてしまうことも。猫っ毛のような細く柔らかい髪、くせ毛、太くて硬い髪と髪質によって、ヘアアイロンの適正温度や使い方は大きく異なります。自分の髪質を理解し、それに合わせた使い方をマスターすることが、美しいヘアスタイルへの第一歩です。   あなたどのタイプ?髪質別の特徴と悩み まず、ご自身の髪質がどのタイプに当てはまるか、チェックしてみましょう。   猫っ毛・細い髪:ボリューム不足・スタイリングが取れやすい 猫っ毛や細い髪は、髪一本一本にハリやコシが少なく、柔らかいのが特徴です。そのため、根元からボリュームが出にくい、あるいはせっかくセットしたヘアスタイルがすぐに崩れてしまうといった悩みを抱えがちです。 さらに、髪が絡まりやすい上、熱や摩擦の影響を受けやすく、ダメージが進行しやすいというデリケートな性質を持っています。   くせ毛:うねり・広がりやすい くせ毛は、髪の内部のたんぱく質の結合が不均一であることにより、髪にハネやうねりが生じる髪質です。くせ毛の原因は、遺伝のほか、髪のダメージや加齢などの影響で後天的に発生することもあります。   太い髪・硬い髪:スタイリングがかかりにくい・まとまりにくい 太くて硬い髪の方は、しっかりとした質感がある一方、スタイリング剤がなじみにくく、ヘアアイロンの熱が内部まで伝わりづらいという特性があります。そのため、希望通りの カールやストレートを作りづらく、スタイリングしてもすぐ戻ってしまうのが悩みです。   カラーやパーマによるダメージ毛はダメージを悪化させないように注意が必要 ヘアカラーやパーマは髪の表面のキューティクルを開き、内部に薬剤を浸透させます。カラーリングやパーマを繰り返している髪は、キューティクルが剥がれ、髪内部の水分やたんぱく質などの栄養分が流出しやすい状態です。そのため乾燥してパサつき、切れ毛や枝毛ができやすくなります。ヘアアイロンの熱や摩擦は、こうしたダメージ毛にとってさらなる負担となる可能性がありますので、使い方に注意が必要です。   髪質別ヘアアイロンの適正温度 髪質に合わせた温度設定は、スタイリングの仕上がりを左右するだけでなく、髪へのダメージを軽減する上で非常に重要です。   細い髪・ダメージ毛には低めの温度でダメージを軽減 細い髪や、すでにダメージを受けている髪は、熱や摩擦に弱く、傷みやすいため、100℃~140℃程度の低い温度から試すのがおすすめです。低温で優しくヘアアイロンを滑らせることで髪への負担を抑えられます。   くせ毛:中温~高温設定で根元から毛先まで均等にあてる くせ毛の場合は、髪のうねりや広がりを抑えるために、ある程度の温度が必要です。目安としては140℃〜180℃程度ですが、くせの強さや髪型に応じて調整しましょう。高温すぎると髪を傷める原因になるため注意が必要です。スタイリングの際は...

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  • ストレートだけじゃない!コーム型ヘアアイロンで作る簡単垢ぬけヘアスタイル

    毎朝のヘアセット、その日の気分に合わせていろんな髪型を楽しみたいと思いませんか?でも時間に追われ、結局いつものストレートヘアに落ち着いてしまう方も多いはず。そんなあなたにおすすめしたいのが「コーム型ヘアアイロン」。忙しい方や不器用な方でも簡単に、ストレートからカール、ウェーブまで多彩なヘアスタイルを作れる便利なアイテムです。この記事では、メデュラックス コームアイロンを使った様々なヘアスタイルの作り方をご紹介いたします。   コーム型ヘアアイロン1台でストレートもカールも思いのまま 普段のブラッシング感覚でとかすだけで、寝癖直しやスタイリングができるコーム型ヘアアイロン。コーム型ヘアアイロンは、ストレートだけでなく、カールやウェーブも作れることをご存知ですか?忙しい朝でも、これ1台あれば簡単にヘアスタイルが決まる、まさに現代女性の強い味方です。   「なりたい」を叶えるメデュラックス コームアイロンとは? アクシージアが開発した「メデュラックス コームアイロン」は、手軽にスタイリングを楽しめられるように設計されたコーム型ヘアアイロンです。25枚のプレートが搭載されたコームが、自然なストレートや、ゆるふわカール、トレンドのウェーブまで、思い通りのヘアスタイルへと導きます。セラミックコーティングプレートで熱や摩擦によるダメージを最小限に抑えられる上、発熱部分が直接肌に触れない構造で、やけどしやすい前髪や生え際などのスタイリングがしやすいのも魅力です。   メデュラックス コームアイロンの基本の使い方 メデュラックス コームアイロンの使い方はとても簡単。まずは基本の使い方をマスターしましょう。   髪を乾かし、ブラッシングとブロッキングで整える ヘアアイロンは髪が乾いた状態で使用します。濡れた髪は熱ダメージを受けやすいため、ドライヤーで根元から乾かした後にスタイリングをスタートしましょう。次に、コームやブラシで髪をとかし流れを整えましょう。髪が絡まったままヘアアイロンをあてると、摩擦を起こして髪のダメージに繋がります。さらに髪を左右・後ろなどいくつかのブロックに分けておくと、髪全体に均一に熱を伝えられるので、美しく仕上がります。   髪型に合わせた温度に調整 メデュラックス コームアイロンは、5段階の温度調整機能を搭載。髪質やヘアスタイルに合わせて温度を調節しましょう。ダメージが気になる場合はまずは低めの温度から初めて徐々に温度を上げていくと髪への負担を抑えられます。   毛束を取りコーム部分に髪を通す ブロッキングした毛束のうち、下の段からヘアアイロンを通していきます。ストレートの場合は外側からコームを通し、根元から毛先に向かってゆっくりと滑らせましょう。またヘアアイロンを回転させるように通すと、カールやウェーブを作ることができます。ウェーブは最後に軽くほぐすとふわっとナチュラルな仕上がりになります。   仕上げにスタイリング剤で髪型をキープ 最後にヘアケアアイテムや整髪料などを付けて、仕上げをしていきましょう。ワックスやスプレー、ヘアオイルでツヤ出しや持ちをアップさせます。仕上がりや手触りに応じてスタイリング剤を選び、適量を全体になじませるように使いましょう。   トレンドヘアも思い通り!コームアイロンでつくるカール&ウェーブのアレンジ作り方...

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  • 忙しくても大丈夫!毎日少しのケアで叶える目もと美容&印象アップ

    目もとは顔全体の表情を大きく左右するパーツ。最近鏡を見ると老け見えが気になる、なんだか目もとの印象がさえない…それは目もとの肌が原因かもしれません。この記事では、忙しい方でも取り入れやすい、自宅でできる簡単な目もとケアの方法をご紹介します。   鏡を見るたびにため息…目もとのケアが必要なサイン 目もとは顔の中で一番皮膚が薄く、乾燥しやすいデリケートなパーツです。さらにパソコンやスマートフォンの常用によって、目もとを取り巻く環境はより深刻化しています。目もとがどんよりと暗く*¹見える、ファンデーションやアイメイクがよれる…そんなサインがあれば、目もとケアをスタートすべきタイミングかもしれません。目もとの印象が弱まると、顔全体がぼんやり見えてしまうので、早めに適切なケアを始めましょう。 *¹ 乾燥による   目もとがさえなくなる原因とは? 目もとの悩みは、様々な原因が重なり合って起こります。ここでは、主な原因をいくつかご紹介します。   加齢や表情筋の衰えでハリ弾力不足の肌に 肌は年齢を重ねるにつれて、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリや弾力を形成する成分が減少していきます。目もとの皮膚は、肌の土台が弱まることによって乾燥しやすくなり、エイジングサインを引き起こしやすくなります。また、加齢とともに目もとの周りの筋肉(眼輪筋)の筋力も衰えてしまいます。眼輪筋はまばたきや目の表情を作る筋肉で、眼球の周りをドーナツ型に囲むように存在しています。この筋肉が衰えると、肌を支えきれず、たるみや、小じわ*¹、乾燥によるくすみなども目立ちやすくなります。 *¹ 乾燥による   スキンケアやメイクの摩擦が肌にダメージを与える 毎日のスキンケアやメイクの際、無意識に目もとを強く擦っていませんか?目もとの肌は非常に薄いため、日常生活の少しの摩擦も肌への負担になりかねません。この摩擦が積み重なると、肌のバリア機能を低下させ、乾燥やくすみ*¹を引き起こす原因となります。 *¹ 乾燥による   紫外線などの外的ストレスも乾燥くすみや小じわの原因に 目もとは顔の他の部分と比べると皮脂腺が少なく、もともと乾燥しやすい部位です。そこに加えて、エアコンや乾燥した外の空気、紫外線などの外的ストレスにさらされることで、肌の水分が奪われ、乾燥が進行しやすくなります。乾燥が進むと、肌表面のキメが乱れ、肌がくすみ*¹、小じわ*¹が発生することがあります。 *¹ 乾燥による   デリケートな目もとには、毎日のセルフケアが大事 このように、目もとは皮膚の構造が特殊な上、様々なストレスにさらされているため、丁寧なケアが必要です。「目もとのケアって難しそう」「時間がかかりそう」と思われがちですが、毎日のスキンケアに、ちょっとした工夫をプラスするだけで、手軽にできるケア方法がたくさんあります。朝晩のスキンケアや紫外線対策に加え、目もとの肌に集中的にアプローチすることが将来の目もとの美しさのカギとなります。   忙しい人でも続く!簡単・おうちで目もとケア ここでは、忙しいあなたでも無理なく続けられる、自宅でできる簡単な目もとケアをご紹介します。まずはできることから始めてみて、自信のまなざしを手に入れる第一歩を踏み出しましょう。...

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