ダメージを受けた冬肌に春のスキンケアを

春の訪れを象徴する満開の桜のワイド画像。この季節は紫外線や花粉が増えるため、冬に受けたダメージ肌には適切なスキンケアでの保護が不可欠です。

あたたかな風が心地良く、春の訪れを告げる頃となりました。3月は卒業、引越し、新生活など新しい出会いもあれば寂しいお別れのシーンも多く、期待と不安が交錯する季節です。ひと雨降るごとに寒さもゆるみ、季節は着実に春への歩みを深めていきます。

またそれとともに、あたたかな日は紫外線が一気に肌を襲いはじめ、肌にとってはくすみ・美白への本格ケアが必要となります。まだまだ花粉も飛び交う3月は冬肌から春肌へ、肌をキチンと整えながらくすみ・美白ケアをはじめましょう。


桜の開花を境に季節が完全に入れ替わる!

2023年の桜開花予想を示す日本地図。春本番の到来は寒暖差や花粉ストレスが増す合図なので、肌のバリア機能を意識したスキンケアへの切り替えが重要です。

<ウェザーニュースHPより引用>

ウェザーニュース社による2023年の桜開花予想では、東北以北を除き“3月20日頃より”。とされています。桜の開花が、春本番のサインとも言えるので、お住まいの地域の春本番がいつ頃からスタートするのかの目安になります。

桜の開花前までは冬と春が行ったりきたりと、気候が揺らぎながら春へと向かいます。この期間はまさに寒暖差が肌への刺激やストレスとなってしまいます。また今年の花粉飛散状況は、過去10年間で最大レベルとも言われており、花粉症に悩む人にとっては辛い時期に。肌にとっても大きな刺激となりそうです。そこで寒暖差と花粉という2大ストレスを意識したスキンケアが必要となります。


肌のバリア機能が低下している3月。くすみ・美白対策と、肌のバリア機能に注目しましょう!

肌は皮脂膜と角質層に守られていて、健やかなターンオーバー(新しい皮膚が生まれて、古い皮膚がはがれ落ちるサイクルのこと)で、みずみずしさを保ちながら角質が生まれ変わります。

皮脂膜が皮脂のヴェールで、肌からの水分の蒸発を防ぎながら最後の砦として外敵から肌を守ってくれています。

冬の乾燥から花粉、バリア機能低下、紫外線の影響で、くすみやシミが悪化する流れを示したフローチャート。春の美白ケアの必要性を解説しています。

 

乾燥のピーク“冬”を過ごした肌はまだまだ乾燥に傾きがちで、肌のバリア機能は低下した状態。せっかくのくすみ・美白対策も、バリア機能が低下したままの状態では効果も半減となってしまいます。


バリア機能を意識したスキンケアの種類とは?

1.クレンジング・洗顔

ただ洗い流すのではなく角質を柔らかくし、保湿をしながらのクレンジング・洗顔のステップが健やかなターンオーバーを助けます。素肌力をUPさせバリア機能強化にも繋がります。

2.化粧水〜美容液

キメを整えながら、保湿成分を肌に届ける化粧水がオススメです。肌バリア機能を整え、次のステップでのブライトニング・美白系の美容液効果も高めてくれます。

3.仕上げ

仕上げは保湿ジェルやクリームで、保湿のヴェールを肌に纏わせて。そして最後に、外出前の化粧下地としての“日焼け止め”で完璧な紫外線対策を!美容効果もある日焼け止めがオススメです。


アレルギーとスキンケア

アレルギーの仕組みを理解する

アレルギーとは、あるモノに対して体が過剰に反応する状態で、免疫機能が関係します。
免疫とは体を守るための防御システムで、自分の細胞ではないものを取り除く仕組みで、例えば花粉やダニ、ほこり、食物タンパク質など、体の中に存在しないモノ(アレルゲンと呼ばれます)に対して免疫機能が作用。IgE(Immunoglobulin E)と呼ばれる抗体が体で生成され、様々なアレルギー症状となる場合があります。肌荒れや、かゆみ、じんましんなどのアレルギーを引き起こすこともあります。

正常な肌とアレルギー肌の構造を比較し、アレルゲンが侵入する仕組みを図解したイラスト。肌のバリア機能がいかに大切かが一目で分かります。

 

アレルゲンとIgE(抗体)が肌に及ぼす影響

正常な肌状態は、角質層や皮脂膜による肌のバリア機能が働いて、アレルゲンの侵入から肌を保護してくれます。また、肌内部の水分も保たれている状態となっています。
アレルギー肌は肌のバリア機能が損なわれ水分も逃げやすく、またアレルゲンが侵入し、アレルゲンを取り除くための抗体が発生し、肌トラブルを引き起こした状態となります。

他の原因で起きた肌トラブルが、肌アレルギーを発症させることもあり、アレルゲンに対する抗体の過剰反応はアレルゲンの種類や人によっても異なります。まったく症状がなかったのに、ある日突然発症してしまうこともあるので、アレルゲン物質から身を守る工夫を心がけましょう。


アレルギー対策としてスキンケア

うるおいを欠かさず肌のバリア機能を保つ

表皮の一番外側の皮脂膜、その下層の角質層は様々な外的ストレスから肌を守るバリア機能を発揮してくれています。何よりも心がけたいのは肌を乾燥させず、正常な角質のターンオーバーを保つこと。

汗・汚れは早めにしっかり洗い流す

汗・汚れも刺激物質です。汗疹からかゆみを発症し、肌荒れへと悪化させてしまった経験をお持ちの方も多いでしょう。汗・汚れは放置せずにしっかり拭き取り、早めに洗い流しましょう。

遺伝性要因があると思われる方は

とにかくアレルギーの原因となる物質が体に入り込むことを防ぐことです。アレルギー肌は、ひどくなるとアトピー性皮膚炎へと繋がってしまいます。症状が発症した場合には、早めに専門医の治療を受け、悪化しないようにしてください。

ストレス、乾燥、アレルゲンといった肌トラブルの要因を示すイラスト。これらの刺激から肌を守るため、春は皮膚保護機能の回復を目指すケアが重要です。

 

「ダメージを受けた冬肌に 春のスキンケアを」いかがでしたでしょうか?
乾燥などで肌のバリア機能が低下してしまった冬肌に合った、春のスキンケアについてご紹介いたしました。

さて次回のテーマは「環境変化へのスキンケア」をお伝えします。

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