顔の日焼け止めは、パール粒2個分ほどを目安に、額・両頬・鼻・あごの5か所に点置きしてから、中心から外側へムラなくのばすのが基本です。スキンケアの仕上げとして塗り、なじんでからメイクへ。使用量や塗り方の記載がある商品は、その表示を優先してください。
「毎朝塗っているのに、量もやり方も自己流のまま」という方は、実は多いものです。日焼け止めは、選び方よりも塗り方——量とムラ——で仕上がりが大きく変わります。この記事では、量の目安、5点置きの手順、塗り忘れやすい部分、白浮きやムラを避けるコツを整理します。
まずは量:パール粒2個分が目安
顔全体で、パール粒2個分ほど。手のひらに出してみると「思ったより多い」と感じる量です。
量が足りないと、塗った場所と塗れていない場所のムラができやすくなります。「たっぷりは苦手」という方は、一度に全量ではなく、パール粒1個分を2回に分けて重ねる方法が塗りやすくおすすめです。
基本の手順:5点置き→中心から外へ
- ① スキンケアの仕上げのあと、手のひらにパール粒2個分を出す
- ② 額・両頬・鼻・あごの5か所に点置きする
- ③ 顔の中心から外側へ、指の腹でやさしくのばす
- ④ フェイスライン・生え際・あご下まで、境目をなじませる
- ⑤ 手に残った分で、耳と首にもなじませる

5点置きしてから、中心→外へ
こする必要はありません。すべらせるより「軽く押さえながら広げる」イメージのほうが、ムラなく均一に仕上がります。

境目をなじませると自然な仕上がりに
塗り忘れやすい5つの部分
- 耳(上のふち・後ろ側)
- まぶた・目のきわ(こすらず、そっと押さえる)
- 小鼻のわき
- フェイスラインとあご下
- 首・うなじ
日差しを受けやすいのに、意識しないと素通りしがちな部分です。「顔を塗ったら、手に残った分で耳と首」を毎朝のセットにしてしまうのが確実です。
白浮き・ムラ・モロモロを避けるコツ
よくある悩み |
見直しポイント |
|---|---|
白浮きする |
一度に厚塗りせず、少量ずつ2回に分けて重ねる |
ムラになる |
点置きの数を増やし、のばす方向を「中心→外」に統一する |
ポロポロ出る |
スキンケアがなじむ前に塗っていないか、間を少し置く |
ベタつく |
量は守りつつ、なじんだあとにティッシュで軽く押さえる |
スキンケアから日焼け止めまでの朝の流れは「朝のスキンケアの順番:洗顔から日焼け止めまで、迷わない基本の流れ」、メイク下地との順番は「日焼け止めとメイク下地、どっちが先?順番の理由と重ね方のコツ」で解説しています。
塗ったあとのこと:塗り直しまでがワンセット
朝どれだけ丁寧に塗っても、汗や皮脂、摩擦で少しずつ取れていきます。日中は2〜3時間おきの塗り直しが一般的な目安。メイクの上からの直し方は「日焼け止めの塗り直し、メイクの上からどうする?崩さず直す手順とタイプ別のコツ」で詳しく解説しています。
今日から取り入れられるポイント
- 量はパール粒2個分。迷ったら「1個分×2回」に分ける
- 額・両頬・鼻・あごに点置きしてから、中心→外へ
- 仕上げに、手に残った分で耳と首まで
- こすらず「押さえながら広げる」でムラを避ける
- 商品に使用量・使い方の記載があれば表示を優先
よくあるお悩みQ&A
Q1. 朝塗れば、1日そのままで大丈夫ですか?
塗った状態は時間とともに変わっていくため、日中の塗り直しとセットで考えるのがおすすめです。屋内中心の日は回数を減らすなど、過ごし方に合わせて調整してください。
Q2. スプレーやスティックだけで済ませてもいいですか?
手軽なタイプは塗り直しや部分使いに便利ですが、朝のベースは、量を確認しながら塗れるミルクやクリームタイプが確実です。タイプごとの使い方は商品の表示に従ってください。
Q3. 目のまわりにも塗っていいですか?
まぶたや目のきわも日差しを受けやすい部分です。こすらず、そっと押さえるようにのせましょう。目に入るとしみることがあるため、きわの塗りすぎには注意してください。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医などに相談してください。
塗り方は、一度体で覚えてしまえば毎朝の1分でできる習慣です。明日の朝は「パール粒2個分、5点置き」から始めてみてください。