7月に意識したい、夏本番のスキンケア

7月の夏本番に向けたスキンケア対策、梅雨明け後の肌環境変化と代謝改善のポイント。

7月のスキンケア、間違っていませんか?夏本番の肌は「代謝」が鍵。紫外線や乾燥に負けない肌を作る、正しいターンオーバーの整え方を紹介します。

共有
X Facebook Pinterest

7月23日に開会式を迎えるコロナ禍でのオリンピック…特別な7月のスタートです。
コロナワクチン接種も進んでいますが、オリンピック~パラリンピックが安心・安全な大会運営されることを祈りたいと思います。7月は、梅雨明け前後でお肌環境は大きく変わります。梅雨明け後は、いよいよ夏本番の到来です。今回は「梅雨明け後のスキンケア」に焦点を当てたいと思います。


今年の梅雨明けはいつ?

梅雨明け前の7月の街並み、傘をさす人々と湿度の高い環境での肌ケアの重要性。

 

2020年7月の気象データグラフ、東京の気温と日照時間の変化を示す梅雨明け前後の比較。

 

梅雨明け後の夏本番、強い日差しと紫外線対策が必要な7月の晴天とスキンケア。

 

2020年8月の気象データグラフ、梅雨明け後の気温上昇と日照時間増加による肌への影響。

※気象庁データ参照

 

昨年2020年、関東甲信越地方の梅雨明けは8月1日で、7月一杯梅雨が続きました。結果、昨年の東京の例でいえば、7月は梅雨期間中、8月は梅雨明け後のお肌環境となり、梅雨明け後のお肌環境としては、多湿状態が続き高温のレベルが一気に上がっていることがわかります。

① 多湿の継続
② 気温上昇              (平均最高気温 7月  27.6℃ → 8月 34.1℃) 
③ 日照時間増による太陽光照射量の増加 (平均日照時間 7月  1.5時間 → 8月 8.2時間) 

多湿が継続しますので、発汗対策・皮脂対策の継続と、梅雨明け後の太陽光対策の継続がマストであることが自ずとわかります。注目したいのは気温の上昇です。自宅や会社の室内でも、通勤途上の車内でも、一段とエアコンの設定温度が低くなり、エアコンによる乾燥に加え、外気との寒暖差が一気に拡大し、カラダにとってもお肌にとってもこの寒暖差が大きなストレスとなります。


夏本番のスキンケアキーワード 「代謝不良」

夏本番の「寒暖差ストレス」により引き起こされるトラブルとして意識しておきたいのは「代謝不良」です。
お肌で言えば、寒暖差ストレスが引き金となり、肌のリズムが乱れて不調を引き起こしかねません。お肌の不調により、汗や皮脂など自らの排出物のみならず、紫外線など外的なストレスへの抵抗力も衰え、深刻なトラブルへと移行しかねません。

カラダでいえば、寒暖差ストレスにより自律神経に不調を引き起こし、夏の「冷え性」や逆に「ほてりや微熱」など体温調節機能の乱れ、睡眠不足、疲労感、倦怠感など、様々な体調不良に繋がることが懸念されます。体調とお肌の状態は深く関係していますので、お肌も不健康な状態に陥ります。


代謝と美容

一口に「代謝」と言っても様々な代謝がありますが、皆さんにとって馴染みのある「基礎代謝」と、お肌のリズムについて、今一度理解を深めていただき、日々の美容ライフに活かしていただければと思います。

基礎代謝とは?

基礎代謝とは、ヒトが生きてゆくために必要な最低限のエネルギー量を意味しています。
代謝能力の衰え=エネルギー消費能力の衰えですので、摂取したエネルギー(カロリー)が十分に消費されずに、脂肪分解能力の低下も加わって肥満につながりやすいということになります。
基礎代謝が年齢とともに低下するということは、血管、臓器、筋肉などを形作る細胞の代謝機能の衰えとも言えるので体調や健康全般に深く関わっています。従って、基礎代謝を上げるライフスタイルが美容にも健康にも大切で、摂取したエネルギー源をしっかり消費する運動習慣、また、消費能力以上にエネルギー源を摂取しない食生活の工夫・改善の両方を意識することが重要です。

新陳代謝とは?

「陳」とは古いもの、「謝」とは去ることを意味し、言葉としては新しいものと古いものが入れ替わることを意味します。生体内では、必要なものを摂取し新たな細胞などを生み出し古い不要物を排出する作用のことを指し、「動的代謝」と形容されることがあります。

お肌に関して言えば、古い角質が自然に剥がれ落ちるリズムがこれにあたります。肌の内側から新しい角質が押し上げられ、やがて古い角質が剥がれ落ちるサイクルを指します。28日周期と言われがちですが、様々な研究報告では6週間程度と報告されたり、年齢と共にその周期は長くなる傾向にあるようです。このリズムは短くても、長すぎてもお肌の不調に繋がるとされています。短い場合は、角質が十分に整う前に剥がれ落ちてしまい、角質層が本来のバリア機能を発揮しにくくなるとされています。逆に周期が長過ぎると、角質が厚く固い状態に陥り、お肌のかさつきやゴワつきに繋がりかねません。

お肌のリズムのみならず、広く代謝を乱れさせる要因を理解し意識したライフスタイルを実践しましょう。

代謝を乱れさせる要因例

  • 寝不足
  • 無理なダイエット
  • 外的ストレス(紫外線、乾燥、寒暖差など)
  • 食生活の乱れ(野菜不足・脂肪分過多)
  • 疲労
  • 冷え性
  • タバコ
  • 就寝直前の飲食
  • 飲酒
  • 暴飲暴食
  • 便秘
  • 運動不足
  • など

7月に意識したい、スキンケアについてお届けしました。
次回は、“夏肌癒しのスキンケア”のヒントをお伝えしたいと思います。


もっと読む

化粧水や美容液を毎日違うものに変えるのはあり?「日替わり」より「役割で使い分け」がいい理由と、2本持ちの決め方 5分で読めます 2026年化粧水や美容液を毎日違うものに変えるのはあり?「日替わり」より「役割で使い分け」がいい理由と、2本持ちの決め方化粧水や美容液を毎日違うものに変えること自体は問題ありませんが、肌に合うかの判断ができなくなります。基本は1本を2〜4週間、2本以上持つなら朝と夜・季節・部位・調子で役割を固定。変えてよい場面と変えない場面、2本持ちの4パターン、1品ずつ2週間で切り替える手順、開封済みは3本までの目安を解説。 アイクリーム1本は何か月もつ?15g・20gの使い切り目安(米粒2粒分×朝晩)と、減りが早い・遅いときの見直し、買い替えのサイン 6分で読めます 2026年アイクリーム1本は何か月もつ?15g・20gの使い切り目安(米粒2粒分×朝晩)と、減りが早い・遅いときの見直し、買い替えのサインアイクリームは両目で米粒2粒分を朝晩使うと15gで2〜3か月、20gで3〜4か月が目安。夜だけなら2倍。開封後は6か月〜1年で使い切る。容量別の早見表、米粒2粒分の測り方、減りが早い・遅いときの見直し、買い替えのサイン、残量から見直す3ステップを解説。 目元用シートマスクは毎日使っていい?「表示」と「目もとの合図」で決める頻度と、毎日使うときの作法・枚数の選び方 5分で読めます 2026年目元用シートマスクは毎日使っていい?「表示」と「目もとの合図」で決める頻度と、毎日使うときの作法・枚数の選び方目元用シートマスクは「毎日」表示があれば毎日でOK、表示がなければ週2〜3回から。つっぱり・赤み・かゆみの合図が出た日は休む。毎日使うときは時間を守る・目の際から数ミリ離す・外したらアイクリームでふた。頻度を先に決めて枚数を選ぶ(毎日派30枚、週数回派10〜12枚が1か月分)。
1 3