アクシージア ビューティー・アドバイス

梅雨の季節のスキンケア

梅雨の季節のスキンケア

梅雨の季節は、スキンケアの工夫が必要 6月…沖縄は既に5月に梅雨入りし、その他地域も例年であれば6月中旬頃より梅雨入りして行くのですが、今年の梅雨入りはどうなるのでしょうか?地球温暖化による気候変動が続く中、梅雨入りの時期も、また、集中豪雨などの激しい気象も懸念されます。 また、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言も解除される一方で、“新しい生活様式”の実践が求められる中、皆さんの生活スタイルも変化しているのではないでしょうか?今回は、梅雨入り後に工夫したいスキンケアにスポットをあてます。 梅雨入り後に一変する肌環境 1.多湿、そして発汗「不快指数」との言葉がありますが、湿度が75%を超えると過半数の人が不快感を感じると言われます。昨年の6月の東京の例では、1か月の3分の2以上が75%以上の湿度で、不快な日々が続いたことがわかります。湿度が高いことは、保湿の意味では肌にとって良い環境なのですが、発汗もしやすくなります。汗はこまめにふき取りながら、洗顔で洗い流し、汗となって排出された水分・ミネラル類を補給することが汗対策としてのスキンケアを意識して取り入れましょう。 2.気温上昇、そして皮脂分泌気温・湿度の上昇とともに皮脂分泌量も増えてゆく6月は、皮脂汚れにも注意が必要です。皮脂汚れは、発汗にともなう老廃物も混ざってニキビを生み出したり、肌のキメの乱れによるくすみ、また、角質のターンオーバーを乱れさせ、肌がゴワつく角質肥厚という状態を引き起こすおそれもあります。ターンオーバーが乱れた状態の角質は紫外線により生まれるメラニンも溜め込んでしまいくすみ・シミの原因となります。肌の汚れに起因した様々な肌トラブルの危険度が6月はとても高いです。 3.冷房の始まり、乾燥が襲う交通機関や屋内での冷房や除湿が始まります。外気の湿度は高いのに車内や室内ではエアコンによる乾燥状態へ。一日の中でも揺れ動く湿度差は肌にとってもストレスとなります。その対策としての保湿ケアも意識しましょう。 4.紫外線、曇天でも油断しない晴天の日は、最大級の紫外線ケアが必要ですが、曇天の日でも、光老化の原因と言われる紫外線A波は年間最大量の水準で降り注ぎます。曇りの日でも決して油断しないでください。 梅雨の季節のスキンケア 気温・湿度の上昇とともに皮脂分泌量も増えてゆく6月は、正しいクレンジング・洗顔を意識しましょう! クレンジング皮脂汚れもメイク汚れも油分の多い汚れです。油分を水分の中にしっかり溶け込ませることを乳化と言いますが、ゴシゴシ落とすのではなく、汚れを浮き立たせ肌表面で乳化させるというクレンジングが、肌負担が無いクレンジンングであるとアクシージアは考えます。皮脂の出やすいTゾーン⇒Uゾーンから始め、目もと周りへ、最後にお顔全体の汚れを浮き立たせ乳化させましょう。 洗顔泡立てネットを使い、少量のぬるま湯か水でもっちりとしたホイップクリームのように泡立つタイプの洗顔料を選びましょう。衣類の洗剤のように、泡がはじけるときの泡力が角質内の汚れにも再アプローチしてくれます。化学的な洗浄成分より肌負担が少なく、かつ、しっかり洗い上げてくれる泡力で、クレンジングで浮き立たせ乳化させた汚れを洗い上げます。 梅雨の季節…6月の気候や肌環境に応じたスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“夏本番のスキンケア”です。

梅雨の季節のスキンケア

梅雨の季節は、スキンケアの工夫が必要 6月…沖縄は既に5月に梅雨入りし、その他地域も例年であれば6月中旬頃より梅雨入りして行くのですが、今年の梅雨入りはどうなるのでしょうか?地球温暖化による気候変動が続く中、梅雨入りの時期も、また、集中豪雨などの激しい気象も懸念されます。 また、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言も解除される一方で、“新しい生活様式”の実践が求められる中、皆さんの生活スタイルも変化しているのではないでしょうか?今回は、梅雨入り後に工夫したいスキンケアにスポットをあてます。 梅雨入り後に一変する肌環境 1.多湿、そして発汗「不快指数」との言葉がありますが、湿度が75%を超えると過半数の人が不快感を感じると言われます。昨年の6月の東京の例では、1か月の3分の2以上が75%以上の湿度で、不快な日々が続いたことがわかります。湿度が高いことは、保湿の意味では肌にとって良い環境なのですが、発汗もしやすくなります。汗はこまめにふき取りながら、洗顔で洗い流し、汗となって排出された水分・ミネラル類を補給することが汗対策としてのスキンケアを意識して取り入れましょう。 2.気温上昇、そして皮脂分泌気温・湿度の上昇とともに皮脂分泌量も増えてゆく6月は、皮脂汚れにも注意が必要です。皮脂汚れは、発汗にともなう老廃物も混ざってニキビを生み出したり、肌のキメの乱れによるくすみ、また、角質のターンオーバーを乱れさせ、肌がゴワつく角質肥厚という状態を引き起こすおそれもあります。ターンオーバーが乱れた状態の角質は紫外線により生まれるメラニンも溜め込んでしまいくすみ・シミの原因となります。肌の汚れに起因した様々な肌トラブルの危険度が6月はとても高いです。 3.冷房の始まり、乾燥が襲う交通機関や屋内での冷房や除湿が始まります。外気の湿度は高いのに車内や室内ではエアコンによる乾燥状態へ。一日の中でも揺れ動く湿度差は肌にとってもストレスとなります。その対策としての保湿ケアも意識しましょう。 4.紫外線、曇天でも油断しない晴天の日は、最大級の紫外線ケアが必要ですが、曇天の日でも、光老化の原因と言われる紫外線A波は年間最大量の水準で降り注ぎます。曇りの日でも決して油断しないでください。 梅雨の季節のスキンケア 気温・湿度の上昇とともに皮脂分泌量も増えてゆく6月は、正しいクレンジング・洗顔を意識しましょう! クレンジング皮脂汚れもメイク汚れも油分の多い汚れです。油分を水分の中にしっかり溶け込ませることを乳化と言いますが、ゴシゴシ落とすのではなく、汚れを浮き立たせ肌表面で乳化させるというクレンジングが、肌負担が無いクレンジンングであるとアクシージアは考えます。皮脂の出やすいTゾーン⇒Uゾーンから始め、目もと周りへ、最後にお顔全体の汚れを浮き立たせ乳化させましょう。 洗顔泡立てネットを使い、少量のぬるま湯か水でもっちりとしたホイップクリームのように泡立つタイプの洗顔料を選びましょう。衣類の洗剤のように、泡がはじけるときの泡力が角質内の汚れにも再アプローチしてくれます。化学的な洗浄成分より肌負担が少なく、かつ、しっかり洗い上げてくれる泡力で、クレンジングで浮き立たせ乳化させた汚れを洗い上げます。 梅雨の季節…6月の気候や肌環境に応じたスキンケアについてお届けしました!次回テーマは“夏本番のスキンケア”です。

新緑の5月、夏肌の準備を。

新緑の5月、夏肌の準備を。

まばゆいばかりの新緑の5月、夏に向けて準備を。 まばゆいばかりの新緑に、草木たちの生命力を感じる5月。気候的にも気温・湿度ともに一年の中で最も快適なのですが、残念ながら今年は、新型コロナウィルス対策としての自粛の日々が続くものと思います。子供の日(端午の節句)、母の日、新茶(一番茶)の茶摘みの時期でもあり、歳時記としてもイベントの多い時期なので、ご自宅中心の生活の中でも、季節を実感できる工夫をして、楽しく過ごしたいですね。今回は、“夏肌に備える睡眠美容”にスポットをあてます。 5月の肌環境は「快適と安定」 昨年2019年5月の東京の気象データでは、平均気温20℃、平均湿度65%で快適でした。気温・湿度の面では、肌負担もなく、肌環境としては、「快適と安定」の季節と言えますが、肌を襲う太陽光の水準は年間最高値となります。晴天の多い快適な気候の5月に、唯一警報レベルで気をつけたいのは太陽光対策となります。肌の露出が増えて行くこの時期、日焼け止めに加えて、日傘、帽子、薄手の長袖カーディガンなどによる太陽光対策を取り入れましょう! 生活リズムの変化にも注意! 「春眠暁を覚えず」… この時期、寝起きが悪く、眠気に誘われるのはなぜでしょう?本来の意味は、夜が明けて日が昇っても気がつかないほどに心地よく眠ってしまっていたという、うららかな春の気分の歌です。一方、日本では、4月は新年度の始まりで、入学、入社、異動など生活スタイルが変化し、ストレスを感じがちで、眠りが浅くなりやすく寝起きが悪くなるとも言われます。つい寝過ぎてしまうと、寝起きの悪さにつながり、日中でも眠気に襲われたりすることになります。このような状態は美容の面でも避けたいところです。 また今年は、自粛やテレワークなどで生活のリズムが一変したことによる不調を感ずる方も多いのではないでしょうか?生活のリズムだけでなく、食生活が大きく変化したりしていませんか?生活様式の変化にカラダが追い付いて行けないと様々な体調の不調となってあらわれます。 大切なのは良質な睡眠と目覚め、そして生活のリズム 生活リズムを崩さない工夫として、就寝前の入浴でしっかり心身を癒す意味で、好みの香りの入浴剤を使い、寝付きを良くし、寝室は朝日が室内に入りやすい状態にするのも良いかもしれません。朝日の力でスッキリ目覚めることも効果的です。また、睡眠は一日の疲れを癒すだけでなく、睡眠中は成長ホルモンが分泌され細胞の成長と修復に働きかける大切な時間です。 美肌のためのゴールデンタイムとは? 眠りについた3~4時間の間に成長ホルモンの分泌が盛んになることから、夜10時~深夜2時が、美肌のためのゴールデンタイムとかエンジェルタイムと呼ばれることがあります。夜10時に就寝する方は少ないかもしれませんが、眠りはじめの睡眠の質を高めることが大切です。成長ホルモンの分泌が増え、細胞の修復や再生の働きが盛んになることから、睡眠こそ最強のスキンケアと言われるゆえんです。遅くとも日付が変わる前に就寝し、毎日決まった時刻にベッドに入る生活を心がけましょう。 ゴールデンタイムには成長ホルモンをカラダの隅々まで届けるために血流量も増加します。就寝前に、基礎化粧品による肌全体のお手入れはもちろんのこと、目尻や口周りといったデリケートな部分にたっぷりと美容成分を塗っておくと血流に乗って肌への浸透も高まってくれるはず。良質な睡眠と、スッキリ目覚めが免疫力を高めることにもつながり、美容と健康にも効果的です。睡眠美容習慣で、夏肌への備えも万全にしましょう! 今年の5月に心がけたい、夏肌に備える睡眠美容をお届けしました!次回テーマは“梅雨の季節のスキンケア”です。

新緑の5月、夏肌の準備を。

まばゆいばかりの新緑の5月、夏に向けて準備を。 まばゆいばかりの新緑に、草木たちの生命力を感じる5月。気候的にも気温・湿度ともに一年の中で最も快適なのですが、残念ながら今年は、新型コロナウィルス対策としての自粛の日々が続くものと思います。子供の日(端午の節句)、母の日、新茶(一番茶)の茶摘みの時期でもあり、歳時記としてもイベントの多い時期なので、ご自宅中心の生活の中でも、季節を実感できる工夫をして、楽しく過ごしたいですね。今回は、“夏肌に備える睡眠美容”にスポットをあてます。 5月の肌環境は「快適と安定」 昨年2019年5月の東京の気象データでは、平均気温20℃、平均湿度65%で快適でした。気温・湿度の面では、肌負担もなく、肌環境としては、「快適と安定」の季節と言えますが、肌を襲う太陽光の水準は年間最高値となります。晴天の多い快適な気候の5月に、唯一警報レベルで気をつけたいのは太陽光対策となります。肌の露出が増えて行くこの時期、日焼け止めに加えて、日傘、帽子、薄手の長袖カーディガンなどによる太陽光対策を取り入れましょう! 生活リズムの変化にも注意! 「春眠暁を覚えず」… この時期、寝起きが悪く、眠気に誘われるのはなぜでしょう?本来の意味は、夜が明けて日が昇っても気がつかないほどに心地よく眠ってしまっていたという、うららかな春の気分の歌です。一方、日本では、4月は新年度の始まりで、入学、入社、異動など生活スタイルが変化し、ストレスを感じがちで、眠りが浅くなりやすく寝起きが悪くなるとも言われます。つい寝過ぎてしまうと、寝起きの悪さにつながり、日中でも眠気に襲われたりすることになります。このような状態は美容の面でも避けたいところです。 また今年は、自粛やテレワークなどで生活のリズムが一変したことによる不調を感ずる方も多いのではないでしょうか?生活のリズムだけでなく、食生活が大きく変化したりしていませんか?生活様式の変化にカラダが追い付いて行けないと様々な体調の不調となってあらわれます。 大切なのは良質な睡眠と目覚め、そして生活のリズム 生活リズムを崩さない工夫として、就寝前の入浴でしっかり心身を癒す意味で、好みの香りの入浴剤を使い、寝付きを良くし、寝室は朝日が室内に入りやすい状態にするのも良いかもしれません。朝日の力でスッキリ目覚めることも効果的です。また、睡眠は一日の疲れを癒すだけでなく、睡眠中は成長ホルモンが分泌され細胞の成長と修復に働きかける大切な時間です。 美肌のためのゴールデンタイムとは? 眠りについた3~4時間の間に成長ホルモンの分泌が盛んになることから、夜10時~深夜2時が、美肌のためのゴールデンタイムとかエンジェルタイムと呼ばれることがあります。夜10時に就寝する方は少ないかもしれませんが、眠りはじめの睡眠の質を高めることが大切です。成長ホルモンの分泌が増え、細胞の修復や再生の働きが盛んになることから、睡眠こそ最強のスキンケアと言われるゆえんです。遅くとも日付が変わる前に就寝し、毎日決まった時刻にベッドに入る生活を心がけましょう。 ゴールデンタイムには成長ホルモンをカラダの隅々まで届けるために血流量も増加します。就寝前に、基礎化粧品による肌全体のお手入れはもちろんのこと、目尻や口周りといったデリケートな部分にたっぷりと美容成分を塗っておくと血流に乗って肌への浸透も高まってくれるはず。良質な睡眠と、スッキリ目覚めが免疫力を高めることにもつながり、美容と健康にも効果的です。睡眠美容習慣で、夏肌への備えも万全にしましょう! 今年の5月に心がけたい、夏肌に備える睡眠美容をお届けしました!次回テーマは“梅雨の季節のスキンケア”です。

春本番、ゆらぐ春肌対策!

春本番、ゆらぐ春肌対策!

春本番、肌のゆらぎにご注意! 新年度、入社、入学、新学期…新しい出会い・生活・環境の始まりの4月ですが、新型コロナウィルスの影響で、様々なイベントの自粛や縮小傾向が続いており、新たなスタートの瞬間を感じるきっかけが今年は希薄になりそうですね。感染対策に気を緩めることなく、各自が新しい環境に気を引き締めて臨むこととしたいですね。今回は実は、肌の不調・トラブルを引き起こしやすい4月の気候と春肌対策にスポットをあてます。 大きくゆらぐ4月の肌環境が肌のゆらぎに… 季節的には春の始まりと位置づけられる3月から、いよいよ春本番の4月に突入です。草木の芽吹きのように、これからのアクティブな季節に向かって肌代謝も活発となり、活き活きとしてくる時期なのですが、4月の気候は実は、大きくゆらいでいます。このゆらぎが肌へのストレスとなり、さまざまな肌の不調、トラブルを引き起こします。 ・2019年 気象データ(東京) ※気象庁データより加工 1.寒暖差は年間最高水準!東京の気象データでは、昨年2019年4月の寒暖差は23.3℃。実は、春は最も寒暖差の大きな季節なのです。寒暖差に耐えるために、エネルギーの消費が増え、疲労感・食欲不振・不眠・イライラなどの寒暖差疲労に陥ることもあります。寒暖差によるアレルギーとして、花粉症のようなクシャミ・鼻水、痒みなどを発症することもあります。 2.低湿度(=乾燥)は真冬以上!意外と知られていないのが、4月は真冬以上に乾燥の時期であるということ。比較的晴天の日が多いので、降水量も少なく、低湿度の環境となりますのでお肌の大敵である乾燥への意識と対策も必要です。 3.太陽光照射量は真夏以上!日照時間も太陽光照射量も年間最高水準となり、太陽光発電の発電量も年間最大となるのは5月なのですが、4月は5月に次いで太陽光照射量が多い月です。そのため、しみの原因である紫外線B波も、シワの原因となる紫外線A波も、そして、タルミの原因となる近赤外線も年間最大水準で肌に降り注ぎます。 春本番特有の“ゆらぎ肌”対策として心がけたいこと… 1.ターンオーバーを正常に保ち、肌のバリア機能を発揮させる寒暖差対策としては、角質代謝(ターンオーバー)を正常に保ち、肌のバリア機能を正常に発揮させることが大切です。まず、心がけたいのは、肌にやさしく保湿効果のあるクレンジング・洗顔製品によるマイルドなクレンジングと洗顔です。角質を剥がしてしまうようなゴシゴシ力を入れたクレンジング・洗顔は禁物!肌を清浄に保ちつつ潤いも与えてください。また、野菜、コラーゲンの基となるたんぱく質をバランスよく摂取する食生活、肌細胞の再生時間でもある睡眠を充分にとるとこも重要です。 2.うるおいを内からも外からも与える化粧品による保湿対策に加えて、水をしっかり摂ることが乾燥対策として効果的です。心がけたいのは、お茶や清涼飲料水などによる水分補給ではなく、水そのものを小まめに補給すること。1日あたり500mlペットボトル 4 本程度の摂取が良いと言われています。また、冷水はカラダを冷やし、結果として代謝を低下させることになるため、理想的なのはぬるま湯程度の水が良いとされています。面倒だと感じる方は常温の水を摂取しましょう。 3.太陽光対策紫外線A波、紫外線B波、そして近赤外線から肌を守ることの重要性を繰り返し提唱している通り、年齢に伴う生理的な老化を助長してしまう太陽光の怖さを理解し、対策としての日焼け止めを欠かさず行いましょう! 季節のゆらぎは肌のゆらぎ。4月に心がけたいスキンケア・アドバイスをお届けしました!次回テーマは“新緑の5月、夏へ備える!”です。

春本番、ゆらぐ春肌対策!

春本番、肌のゆらぎにご注意! 新年度、入社、入学、新学期…新しい出会い・生活・環境の始まりの4月ですが、新型コロナウィルスの影響で、様々なイベントの自粛や縮小傾向が続いており、新たなスタートの瞬間を感じるきっかけが今年は希薄になりそうですね。感染対策に気を緩めることなく、各自が新しい環境に気を引き締めて臨むこととしたいですね。今回は実は、肌の不調・トラブルを引き起こしやすい4月の気候と春肌対策にスポットをあてます。 大きくゆらぐ4月の肌環境が肌のゆらぎに… 季節的には春の始まりと位置づけられる3月から、いよいよ春本番の4月に突入です。草木の芽吹きのように、これからのアクティブな季節に向かって肌代謝も活発となり、活き活きとしてくる時期なのですが、4月の気候は実は、大きくゆらいでいます。このゆらぎが肌へのストレスとなり、さまざまな肌の不調、トラブルを引き起こします。 ・2019年 気象データ(東京) ※気象庁データより加工 1.寒暖差は年間最高水準!東京の気象データでは、昨年2019年4月の寒暖差は23.3℃。実は、春は最も寒暖差の大きな季節なのです。寒暖差に耐えるために、エネルギーの消費が増え、疲労感・食欲不振・不眠・イライラなどの寒暖差疲労に陥ることもあります。寒暖差によるアレルギーとして、花粉症のようなクシャミ・鼻水、痒みなどを発症することもあります。 2.低湿度(=乾燥)は真冬以上!意外と知られていないのが、4月は真冬以上に乾燥の時期であるということ。比較的晴天の日が多いので、降水量も少なく、低湿度の環境となりますのでお肌の大敵である乾燥への意識と対策も必要です。 3.太陽光照射量は真夏以上!日照時間も太陽光照射量も年間最高水準となり、太陽光発電の発電量も年間最大となるのは5月なのですが、4月は5月に次いで太陽光照射量が多い月です。そのため、しみの原因である紫外線B波も、シワの原因となる紫外線A波も、そして、タルミの原因となる近赤外線も年間最大水準で肌に降り注ぎます。 春本番特有の“ゆらぎ肌”対策として心がけたいこと… 1.ターンオーバーを正常に保ち、肌のバリア機能を発揮させる寒暖差対策としては、角質代謝(ターンオーバー)を正常に保ち、肌のバリア機能を正常に発揮させることが大切です。まず、心がけたいのは、肌にやさしく保湿効果のあるクレンジング・洗顔製品によるマイルドなクレンジングと洗顔です。角質を剥がしてしまうようなゴシゴシ力を入れたクレンジング・洗顔は禁物!肌を清浄に保ちつつ潤いも与えてください。また、野菜、コラーゲンの基となるたんぱく質をバランスよく摂取する食生活、肌細胞の再生時間でもある睡眠を充分にとるとこも重要です。 2.うるおいを内からも外からも与える化粧品による保湿対策に加えて、水をしっかり摂ることが乾燥対策として効果的です。心がけたいのは、お茶や清涼飲料水などによる水分補給ではなく、水そのものを小まめに補給すること。1日あたり500mlペットボトル 4 本程度の摂取が良いと言われています。また、冷水はカラダを冷やし、結果として代謝を低下させることになるため、理想的なのはぬるま湯程度の水が良いとされています。面倒だと感じる方は常温の水を摂取しましょう。 3.太陽光対策紫外線A波、紫外線B波、そして近赤外線から肌を守ることの重要性を繰り返し提唱している通り、年齢に伴う生理的な老化を助長してしまう太陽光の怖さを理解し、対策としての日焼け止めを欠かさず行いましょう! 季節のゆらぎは肌のゆらぎ。4月に心がけたいスキンケア・アドバイスをお届けしました!次回テーマは“新緑の5月、夏へ備える!”です。

春からはじめる、美白生活

春からはじめる、美白生活

美白に取り組むということ… 3月…卒業、引越し、年度末の組織・人事異動の発表など、気ぜわしい日々を送られる方も多く、人の動きの激しい季節。一方で、季節は三寒四温を繰り返しながら着実に春に向かっています。花粉・黄砂・PM2.5なども襲い、寒暖差も激しく、意外に過酷な季節です。今回は春先のスキンケアとして「美白」にスポットをあてます。 3月特有の肌ストレス要因 ◎花粉・黄砂・PM2.5花粉飛散の本番を迎えます。特にPM2.5は、スギ花粉の1/10程度の大きさの極めて小さな汚染微粒子です。これらの微粒子たちが肌ストレスとなり肌荒れなどの肌不調を引き起こす要因となります。 ◎寒暖差 & 乾燥昨年(2019年3月)、東京の気象データを振り返ると、最高気温 23.9℃ 最低気温 1.1℃ 最低湿度 17%寒暖差が激しい月であることわかります。また、最低気温1.1℃、最低湿度17%  と真冬同等の日もあり、引き続き乾燥状態であることがわかります。この寒暖差、乾燥に対して肌はまだ抵抗力を備えていない時期なのです。 ◎紫外線&近赤外線紫外線量(UVA、UVBともに)が増加し始め、化粧品メーカー各社も美白への取り組みとUV対策を打ち出し始めます。紫外線量そのものは中程度なのですが、冬を過ごした肌はバリア機能が低下していることから紫外線に対しても敏感です。 真の美白とは? 1.「美白」はアジア特有の価値観色白の女性が好まれる価値観が日本では古くから存在し、江戸時代の頃より、「ウグイスのフン」が色白になる高級な洗顔料として用いられていたそうです。「美白」という言葉自体はある美容研究家が唱え、広まったといわれています。そもそも肌の色(=皮膚の色)は、人種によって異なり、いわゆる欧米系の白人と呼ばれる人達には「美白」という意識はありません。日本発信の色白を好む価値観は、アジアを中心とする黄色人種に広まったアジア特有の価値観と言えます。 2.真の美白とは?メラニンの生成を抑えることは美白機能の一つですが、くすみのない、艶やかで血色が良く、柔らかでみずみずしい肌。赤ちゃん肌(Baby Skin)のような理想の肌状態こそ、究極の美白肌であるとイメージできませんか?紫外線照射量が増え始める3月以降が美白シーズン到来と言われることは、メラニンの生成を抑えるとの意味では正しい表現ですが、真の美白はもっと幅広いものと私たちアクシージアは捉えています。 冬から春へ、3月特有の肌を襲うストレス環境の理解を深めつつ、季節に応じたスキンケアで素肌美人を目指しましょう! 次回テーマは“ゆらぐ春肌対策”です。

春からはじめる、美白生活

美白に取り組むということ… 3月…卒業、引越し、年度末の組織・人事異動の発表など、気ぜわしい日々を送られる方も多く、人の動きの激しい季節。一方で、季節は三寒四温を繰り返しながら着実に春に向かっています。花粉・黄砂・PM2.5なども襲い、寒暖差も激しく、意外に過酷な季節です。今回は春先のスキンケアとして「美白」にスポットをあてます。 3月特有の肌ストレス要因 ◎花粉・黄砂・PM2.5花粉飛散の本番を迎えます。特にPM2.5は、スギ花粉の1/10程度の大きさの極めて小さな汚染微粒子です。これらの微粒子たちが肌ストレスとなり肌荒れなどの肌不調を引き起こす要因となります。 ◎寒暖差 & 乾燥昨年(2019年3月)、東京の気象データを振り返ると、最高気温 23.9℃ 最低気温 1.1℃ 最低湿度 17%寒暖差が激しい月であることわかります。また、最低気温1.1℃、最低湿度17%  と真冬同等の日もあり、引き続き乾燥状態であることがわかります。この寒暖差、乾燥に対して肌はまだ抵抗力を備えていない時期なのです。 ◎紫外線&近赤外線紫外線量(UVA、UVBともに)が増加し始め、化粧品メーカー各社も美白への取り組みとUV対策を打ち出し始めます。紫外線量そのものは中程度なのですが、冬を過ごした肌はバリア機能が低下していることから紫外線に対しても敏感です。 真の美白とは? 1.「美白」はアジア特有の価値観色白の女性が好まれる価値観が日本では古くから存在し、江戸時代の頃より、「ウグイスのフン」が色白になる高級な洗顔料として用いられていたそうです。「美白」という言葉自体はある美容研究家が唱え、広まったといわれています。そもそも肌の色(=皮膚の色)は、人種によって異なり、いわゆる欧米系の白人と呼ばれる人達には「美白」という意識はありません。日本発信の色白を好む価値観は、アジアを中心とする黄色人種に広まったアジア特有の価値観と言えます。 2.真の美白とは?メラニンの生成を抑えることは美白機能の一つですが、くすみのない、艶やかで血色が良く、柔らかでみずみずしい肌。赤ちゃん肌(Baby Skin)のような理想の肌状態こそ、究極の美白肌であるとイメージできませんか?紫外線照射量が増え始める3月以降が美白シーズン到来と言われることは、メラニンの生成を抑えるとの意味では正しい表現ですが、真の美白はもっと幅広いものと私たちアクシージアは捉えています。 冬から春へ、3月特有の肌を襲うストレス環境の理解を深めつつ、季節に応じたスキンケアで素肌美人を目指しましょう! 次回テーマは“ゆらぐ春肌対策”です。