クレイ洗顔とは、クレイ(泥)を配合した洗顔料で顔を洗うことです。クレイには皮脂や汚れをからめ取りやすい性質があるとされ、皮脂やざらつきが気になるときの洗顔に取り入れられています。毎日使えるかどうかは商品によって異なるため、まずパッケージの表示を確認するのが基本です。
「クレイ洗顔って普通の洗顔と何が違うの?」「毎日使っていいの?」——名前は聞くけれど、実はよく知らないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、クレイ洗顔の基本と使い方、頻度の考え方、乾燥を感じたときの見直し方を整理します。
クレイ洗顔とは:泥の性質を使った洗顔
クレイとは、海や湖の底などから採れる細かい泥(鉱物)のこと。粒子が細かく、皮脂や汚れをからめ取りやすい性質があるとされています。このクレイを配合した洗顔料での洗顔が、クレイ洗顔です。
形状はさまざまで、泡立てて使うフォームタイプ、泡立てずに塗って流すペーストタイプ、パックを兼ねたタイプなどがあります。同じ「クレイ洗顔料」でも使い方が違うため、最初に自分の商品のタイプを表示で確認しましょう。

クレイ配合の洗顔料は、形状も使い方もさまざま
基本の使い方(泡立てるタイプの場合)
- ① 手を洗い、ぬるま湯で顔を軽くぬらす
- ② 洗顔料をしっかり泡立てる(泡立てネットが便利)
- ③ 皮脂の多いTゾーンから泡をのせ、こすらず泡で洗う(30秒ほどが目安)
- ④ 32〜34℃のぬるま湯で、すすぎ残しがないよう丁寧に流す
- ⑤ タオルで押さえるように水気を取り、10分以内を目安に保湿へ
泡立てないペーストタイプは、塗ってすぐ流すもの、少し置いてから流すものなど商品差が大きいため、表示の手順に従ってください。どのタイプでも共通するのは、「こすらない」「すすぎ残さない」「洗ったら早めに保湿」の3つです。
すすぎ方の基本は「シャワーを顔に直接当てて洗うのはNG?水圧と湯温が肌の負担になりやすい理由と正しい洗い方」、水気の拭き取りは「洗顔後、タオルでゴシゴシ拭いていませんか?肌をこすらない水分の拭き取り方」で解説しています。
毎日使っていい?頻度の考え方
クレイ洗顔料には、毎日使える穏やかな処方のものから、週数回のスペシャルケアとして設計されたものまで幅があります。「クレイ洗顔=週1回」と一律に決めるのではなく、まず自分の商品の表示を確認することが、いちばん確実な判断方法です。
- 「毎日お使いいただけます」とある商品 → 通常の洗顔料と同じ感覚でOK
- 「週◯回を目安に」とある商品 → スペシャルケアとして表示の頻度で
- 表示が見当たらない場合 → 週2〜3回程度から様子を見て調整
いずれの場合も、洗い上がりにつっぱりやかさつきを感じたら、回数を減らして様子を見ましょう。朝と夜の使い分け(朝はぬるま湯だけ、夜はクレイ洗顔など)も取り入れやすい方法です。
朝の洗顔をどうするかは「朝の洗顔は洗顔料を使う?ぬるま湯だけ?肌質と季節で決める基準」で詳しく解説しています。
乾燥を感じたときの見直し方
- 回数を減らす(毎日→1日おき、週3→週1など)
- 泡で洗う・こすらないを徹底する(手のひらではなく泡を肌に当てる)
- すすぎの温度を見直す(熱いお湯は乾燥のもと)
- 洗顔後の保湿を10分以内に、いつもより丁寧に

すすぎは32〜34℃のぬるま湯で丁寧に
今日から取り入れられるポイント
- クレイ洗顔=泥配合の洗顔料での洗顔。タイプにより使い方が違う
- 頻度は商品表示が最優先。「毎日OK」も「週数回」もある
- 共通の基本は「こすらない・すすぎ残さない・早めに保湿」
- つっぱりを感じたら回数を減らして様子を見る
よくあるお悩みQ&A
Q1. クレイ洗顔と酵素洗顔は何が違うのですか?
どちらも「いつもの洗顔にひと工夫加える」タイプの洗顔料ですが、アプローチが異なります。クレイ洗顔は泥の性質で汚れをからめ取るもの、酵素洗顔は酵素を配合した洗顔料です。頻度や使い方はそれぞれの商品表示に従ってください。
Q2. 敏感に傾いている時期にも使えますか?
肌がゆらぎやすい時期は、いつもより穏やかな洗顔に切り替え、クレイ洗顔などのスペシャルケアは調子が戻ってからにするのが無難です。
Q3. クレイパックとクレイ洗顔は同じものですか?
似ていますが、肌にのせておく時間が異なります。洗顔料はすぐ流すのが基本、パックは表示の時間置いてから流します。パック兼用タイプもあるため、手元の商品がどちらなのかを表示で確認しましょう。
使用中に赤み、はれ、かゆみ、刺激などの異常が現れた場合は使用を中止し、必要に応じて皮膚科専門医などに相談してください。
クレイ洗顔は、表示さえ確認すれば難しいアイテムではありません。皮脂やざらつきが気になる季節のケアとして、まずは週の何日かから取り入れてみてはいかがでしょうか。