目の下のたるみとは?眼輪筋との関係とホームケア

目の下のたるみとは?眼輪筋との関係とホームケア
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目の下のたるみが顔に影感をつくってしまう

朝、しっかり寝たはずなのに、鏡の中の自分が疲れてみえたり、ファンデーションやコンシーラーを塗ると目の下がヨレやすく、メイクしたてなのにどんよりとしてしまう。
そんな、大人の目元の変化において、悩みとなるのが「目の下のたるみ」です。

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目の下は顔の中でも皮膚が薄く、年齢による変化が目立ちやすい部分です。さらに人の視線を集めやすいため、目の下にたるみがあることで顔に影感をつくり、“お疲れ感”が出やすいのです。目の下のたるみが濃くなるほど、疲れた印象に見られてしまうことも。目元は顔の印象を大きく左右するからこそ、少しの変化にも敏感に対応したいもの。

この記事では、目の下のたるみの原因や、眼輪筋との関係、スキンケアの方法や化粧品の選び方のポイントをわかりやすく解説します。


皮膚が薄い目元は変化が出やすいパーツ

目まわりの皮膚は顔の中でもっとも薄く、乾燥や加齢によるハリ不足が現れやすい部分。皮脂腺が少なく、とてもデリケートな構造をしています。

人は1分間に約20回、1日に平均1.5万〜2万回もまばたきをすると言われています。さらに、日常的に目を細めたり、笑ったりといった表情を作る際にも目元は細かく動くため、常に負荷がかかっています。

生活習慣も目元の変化を加速させる

さらに、長時間のスマホ利用や、メイクオフ時の過度な摩擦、花粉といった肌への刺激は、皮脂腺の少ない目元のバリアをくずし、紫外線ダメージや乾燥を加速させてしまいます。こうした、構造的な特徴と生活環境が重なることで、目元は変化が現れやすい部分となっています。


眼輪筋が衰えると、目の下のたるみや影感につながる

パチパチとまばたきをしたり、ぎゅっと目を閉じたりといった、一連の目の動きを担う重要な筋肉が「眼輪筋」です。眼輪筋は目のまわりをドーナツ状にぐるりと囲む表情筋で、大きく「まぶたを閉じる」「涙を目に広げて潤いを保つ」といった役割を担っています。目の下の脂肪や皮膚を支える役割もあり、この眼輪筋に適度な厚みや弾力があることで、目元のハリや涙袋の土台となっています。人が起きている間中、絶えず動き続けているため、日々かなり酷使している筋肉です。

眼輪筋が衰えると目の下のハリが失われてしまう

年齢を重ねると体の筋肉と同様に、眼輪筋も衰えます。眼輪筋のボリュームや弾力が低下すると、まばたきの力が弱くなったり、目元のハリが失われたりして、目の下のたるみや影感につながります。

また、眼輪筋が衰えることで目の周りの脂肪を支えきれなくなり、まぶたが全体的に下がったり、眼窩脂肪が前に押し出されることで、たるみや目袋として現れる場合もあります。

これらの要因から、次第に目元の凹凸が強調され、影感が目立って見えることに。その結果、目元の印象を暗くする一因となっています。


血行不良、睡眠不足、乾燥も目の下のたるみの原因に

眼輪筋の衰えのほかにも、目の下のたるみは、以下のようにさまざまな要因が重なり合ってできると言われています。

  • 加齢
  • 眼輪筋の衰え
  • 眼窩脂肪の突出
  • 血行不良
  • 睡眠不足
  • 目元の重だるさ
  • 乾燥
  • クレンジング時の摩擦
  • 花粉などの刺激

加齢による顔全体のボリュームの変化

まず、ひとつが加齢による変化。年齢を重ねることで肌のハリを支える力が弱まり、ほおや口元を支える表情筋が衰え、重力につられてまぶたが下がり、顔全体のハリ感やボリューム感が少しずつ変化していきます。

長時間のスマホ・PCが眼精疲労を招く

近年、スマホやPCの画面から発せられるブルーライトによる肌への影響についても注目が集まっています。スマホやPCの画面を長時間見続けることで、まばたきが減り、筋肉が過度に緊張して、目元のコリを招くことも。蓄積した眼精疲労は血行不良につながり、目の下のハリを失う原因になることがあります。

睡眠不足や洗顔時の摩擦も要因に

睡眠不足や肉体疲労も目元の印象をさらに変化させてしまいます。特に、お酒を飲んだり、塩分の多い食事を摂った翌朝、「なんだか顔がどんよりして見える…」と、感じた経験があるという人も多いのではないでしょうか。

また、乾燥も目元印象を左右する重要な要素。皮脂腺が少ない目元は乾燥を招きやすく、いわゆる“ちりめんジワ”が重なることで、目元に影を作ります。
さらに、マスカラやラメ入りのアイシャドウをゴシゴシするような過度なクレンジングによる摩擦、花粉などのアレルギーといった要因が重なりあうことで、目元のたるみを強調してしまうことになります。

「たるみ」と「クマ」が重なって見えるケース

目元悩みといえば、老若男女ともに上位にあがるのが「クマ」ではないでしょうか。目元の「たるみ」と「クマ」は似ていますが、原因が異なります。たるみは皮膚や脂肪の変化によって起こるのに対し、クマは色味や影によって目立つのが特徴です。
「クマ」には大きく3種類あり、くすみや摩擦が原因の「茶クマ」、血行不良が原因の「青クマ」、目の下に影ができて暗く見せている「黒クマ」があります。

・茶クマ

普段からアイメイクをしっかりしていたり、メイクオフのときにゴシゴシ擦りがちな人は摩擦などの刺激による「茶クマ」の可能性が高い。

・青クマ

目元をマッサージしたり、たっぷり睡眠をとったら色が薄くなる場合は「青クマ」の可能性が高い。

・黒クマ

眼輪筋の衰えによって、まぶたが下がり、目元に影ができることが要因。仰向けになると消える場合は「黒クマ」の可能性が高い。

目の下のたるみと黒クマが重なりあうことで、より目元の凹凸の影が強調されてしまうことも。また、全部のクマが複合的に混ざりあっている場合もあります。

 

目元の悩みに!ホームケアで手軽にアプローチ

目元の悩みは、これだけケアすれば改善できるというものではありませんが、毎日のアイケアや洗顔の習慣を見直すことで、目元悩みにアプローチできる可能性は十分あります。

潤いを与えるアイクリーム

目元ケアとして取り入れたいのがアイクリームによる保湿。乾燥が気になるときもアイクリームは最適で、潤いを与えることで乾燥によるくすみを目立ちにくくし、目元にハリを与えてくれます。

アイクリームの塗り方

アイケアをする前は、風呂上がりのタイミングや、スチーマーなどで、顔を温めておくのが、よりアイケアをなじませやすくするコツ。手のひらにアイクリームをとり、体温で少し温めたら、力の入りにくい薬指を使って、目のキワからほお骨、こめかみ、眉の上(ゴーグルゾーン)まで幅広く塗る。線が入りやすい部分は反対の指で軽く広げてやさしくなじませます。目尻はやさしくタッピングし、最後にこめかみをプッシュして全体になじませてください。
※強いマッサージは摩擦の原因になり、肌を傷つけてしまう場合も。指の腹でやさしく「なでる」ように塗ることを心がけてください。

今日から始められるセルフマッサージ

あわせて、リンパを意識したマッサージもおすすめです。やさしくなでるようにマッサージすることで、顔全体をすっきりとした印象に整えることができます。
※ただし、目元の構造そのものによる凹凸をなくすことはできません。

  1. まずは肩を回して、上半身の血流を促す。リンパの流れを促進することで老廃物が流れやすくなります。
  2. オイルなどを手にのばし、鎖骨のくぼみに指を2本あて、左右3回ずつ円描くようにマッサージする。
  3. 耳裏に指2本をあてて円を描くようにマッサージ。耳下から鎖骨へリンパを流す。左右3回ずつ行う。

生活習慣の見直しを

マッサージやアイクリームのほかにも、ケアする方法はあります。、日常生活を送る中で、以下のことにも気をつけてみましょう。

  • クレンジングをやさしく行う
  • 肌を乾燥させない
  • 一年中UVケアをしっかり行う
  • 湯船にじっくり浸かって血行をよくする
  • 長時間スマホを見続けない
  • PC作業をするときはブルーライトカットのメガネを使う

こういった、小さな習慣を意識することも、目元環境を整えることにつながります。

 

自分の目の下のたるみの要因が何か観察する

目元悩みは、つい「なくしたい」と思いがちですが、実際には照明や姿勢によっても印象が変わります。

まずは自分の目の下のたるみの原因が、乾燥によるものなのか、影感なのか、疲れによるものなのか、鏡でよく観察してみることも大切です。無理のない範囲でメイクやホームケアを取り入れることで、自分にあったケア方法が見つかるかもしれません。

 

アイケアを日常的なスキンケアの一つとして取り入れて

目元のケアは続けやすさも大切です。どんなに良いと言われているアイクリームでも、習慣化できなければ意味が薄れてしまいます。目元のケアを特別なものととらえず、毎日使う化粧水や乳液と同じように、デイリースキンケアの一つとして継続的に取り入れることがポイントです。

目の下のたるみは、単純に「こうすれば正解」というものではありません。様々な生活習慣や表情のクセが複合的に重なり合い、目元の印象を作っています。だからこそ、短期間で大きな変化を求めるよりも、毎日のホームケアや生活習慣を見直して、少しずつ積み重ねていくことが大切です。毎日酷使されているパーツだからこそ、これ以上目の負担を増やさないよう意識することが、目元の印象をすこやかに保つ土台につながります。


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